第7話

美春(みはる)

いちごが来る前は射撃ではトップクラスだった

いちごの能力は特別なもので、見習うべき事が沢山あると分かっている

仲間に誤射をした経験から前線には行かなくなった


Part7 いちご 射撃訓練


敷地内放送「起床の時刻になりました、皆さんおはようございます。」

 放送と同時にいちごが飛び起きる

いちご「あしゃだ!くんれん!」

 慌ただしく着替えてるそばですでに着替え終わった真樹が話しかける

真樹「おはよういちごちゃん、着替えたら穂香を起こしてくれない?」

いちご「うん! まきねーねボタンできない」

 こやるんだよと教えながら止めてあげてると

穂香「遅刻!!  真樹、いちごちゃん!・・・いるー」

真樹「支度しないと遅刻するよー」いちご「するよー」


訓練官「今日は射撃訓練だ、皆全力をだすように」

隊員「はい!」いちご「あい!」

 次々射撃訓練をして行きA+を出した美春(みはる)にいちごが声をかける

いちご「ばんばんこわい?」

美春「ああ・・・こわいよ・・・仲間に当てたことがあるからな・・・」

 いちごは美春に銃を持たせて、銃口を自身の頭に向ける

いちご「うってみて」

 さっきとは全く違う真面目な顔で言われたので恐る恐る引き金に指をかける

美春「い、いくぞ」

 バーン!という銃声と共に訓練官が来る

穂香「当たってない・・・?」

いちご「えっとねーおててがね・・・ぽーんなってるから、ぽーんならなかったらあてれる・・・?」

穂香「ぽーん?」皆が理解しようと頑張ってるとこに訓練官が説明する

訓練官「腕に無駄な力がはいてて反動をうまく吸収できず命中率がかなり下がってる、この距離で外してしまえば中距離になったらかなり差が出るだろう、的は狙って当てれるんだから人は意識したら外せるだろ」

「こんな感じかな?」

 説明をし終わった後いちごに笑顔を見せる

いちご「しゅごーい、うんうんみはるねーねならできゆから!」

美春「もう一回良いですか?」

訓練官「時間がないからいちごさんと一緒なら」

いちご「やろーー」

 敵、味方、囮すべて見極めて撃とふたり

訓練官「美春はSいちごはS+だ、二人共よくやった」

美春「いちごのおかげだ、ありがとうな」

いちご「うん!」


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