第3話
桜(さくら)
見た目は小学生高学年だが、年齢は75歳は過ぎている
学者保護のためと本人の意志もあり、本人が作った老化を鈍らせる薬で見た目が幼いまま
Part3 源 制圧と圧倒
源「もしもの場合どうなるんだ」
重々しい空気の中発せられた言葉で更に空気が重くなる
桜「最悪の場合、捕獲した「戦闘型魔物」に変化するかと」
源には目を合わせないようにしながら話し始める
源「破壊不可能と認定されたあれにか・・・」
頭を抱えため息をついていると
桜「破壊は不可能ですが 昨日を一時停止するのなら出来ます」
大きなため息の後更に質問をする
源「何人がかりで 何人死ぬんだ」
桜「推定500人ほどで 200人は確実です」
少しの間沈黙が続き
源「制圧準備出来たか」
質問の後にトランシーバーから「OK」と声がする
源「ランプを赤に点灯・・・」
桜「打ちましたね」
ぴーぴーぴー と機械が鳴る
女性隊員「異常な発熱を確認!!封鎖命令を!!」
源「実験室封鎖!!実験棟を更に厳重に封鎖!!」
慌ただしく走る女性隊員達
源「魔物になってたら全力で制圧せよ!!」
制圧部隊「準備完了 指示待ちです」
源「発熱はどうだ」
恐る恐る質問する
女性隊員「完全に落ち着きました と言いたいのですが」
源「どうした・・・」
女性隊員「室内に付けているサーマルカメラに反応はありません・・・」
そうかと返事をした 後には引けないと察し機動部隊にに合図をする
源「突入せよ!!」
制圧部隊「了解!!」
返事とともに制圧部隊の声だけが響く
「ドア付近クリア」 「室内・・・クリア・・・?」 「まて!椅子に何かいる」
「衣類の中に生命反応あり」 「衣類をどかします」
「な・・・なんだこれは!!」
ざーという音とともに制圧部隊の声が途切れる
源「くそ!!」机を思いっきり叩く
源「私が行く」
颯爽に扉を出て実験室前に付き扉を開くと・・・
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