第2話

源(みなもと)

女性区本部の本部長で見た目発言は怖いが、可愛いものには目がない

あと、男性とどう話して良いか全く知らない



Part2 優真 選択と成約


愁樹「選択出来るのであれば、生きたいです」

 三秒ほど沈黙があったが、愁樹にとってはかなり長く感じる三秒の後・・・

少女?「そうかそうか、そうじゃよなー」

 ケラケラ笑いながら書類が挟まったバインダーを差し出す

少女?「君は有能じゃな」

 なぜなのか問いかけようとしたが、本部長の言葉を思い出し黙る愁樹

桜「わしの名は桜(さくら)じゃ、この組織は命令違反に厳しくての 問には答え これが原則じゃ それにわしの様なのが好みの方もおっての じゃから、君は有能なのじゃ 本題はここからじゃ」

 桜は先程とは打って変わって真面目な顔になる

桜「魔物は知っとるな、そいつの血液と思われるものを改良し 人体強化剤を作ったのじゃ、まともに効くかは保証できんが・・・試してみるか?」

 この質問は、人体強化剤をためすか この場で死ぬかの質問だと分かり直ぐに返事をする

愁樹「はい、試します」

桜「ほほう、良い返事じゃの キャップを外し腕に当て 頭のとこを押せば良い 赤子でも泣かないほど痛くないから安心せい ランプが赤に点灯したら打つのじゃ」

 颯爽と出て行った後外からカギをかける音がした後、スピーカーから桜の声がする

桜「打つ前にじゃが、その高そうな椅子に座ってから打つのじゃ 丸椅子の方ではないぞ」

愁樹(今思うとずっと立ったままだったな、)

 椅子に座り少し落ち着くき、注射器の中身を覗こうとしたと同時にランプが赤に点灯する

愁樹(さて、打ちますか・・・)

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