第2話

「頂きます!はうん。美味しい!お従兄ちゃんは?」


「それなら、良かった!え?あーんしてほしいの?もっと美味しくなるから?

しょうがないな、はいあーん、どう?」


「100倍美味しいって、それは嘘!お従兄ちゃんって、少しずるい!」


「もう!頭よしよし、しないでよ~。

さっ!食べよう」


―――数十分後。


「ご馳走さま!本当に美味しかったね!

じゃあ、かたずけるね!」




「お従兄ちゃん、何する?」


「お風呂?じゃあ、私が、背中流してあげようか?」


「えー?遠慮しなくても良いんだよ?」


「まぁ、良いから、お風呂場に行こ!」




「お従兄ちゃん…あんまり、見ないでね」


「さあ、お風呂場に、入って」


「成長したな……って!何処見て言ってるの!?お従兄ちゃんは、スケベ何だから」


「ほら、風呂椅子に座ってよ」


「先ずは、肩にお湯をかけるね」ザパーン


「温度は大丈夫?熱かったりしない?」


「うん、分かった。

次は、ボディータオルに、ボディーソープをつけて、泡立たせてと。

じゃあ、擦るね」


「ごしごし、ごしごし、お従兄ちゃんの背中大きいね~!」


「ごしごし、そう言えば、昔、良く一緒にお風呂入ってたよね?懐かしいな~どれくらい前だっけ?」


「へぇー、そんなに前か、時間の流れは早いね」


「よし!これくらいで、良いかな?

それじゃあ、シャワーで流すよ~」シャーー


「流石に、前は自分で洗ってね、僕は、汗を流して先に、湯船に入っているからね」




「ふぅ~温かーい。お従兄ちゃんも入りなよ!」


「お従兄ちゃんって、好きな人居るの?」


「え?居ないの?彼女は?」


「彼女も、居ないんだ、へぇ~」


「え?僕は、居るのかって?べっ別に居ないよ!」


「僕、髪の毛洗うからね」


「話変わるけど、お従兄ちゃん、パパ達何処に旅行に言ったんだっけ?」


「温泉か~今度お兄従ちゃんと、一緒に行きたいな」


「本当に!?やったー!じゃあ、今度一緒に行こうね!」

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