第8話初恋と心のカウ

 起:心のケアをしてもらうために、心理カウンセラーを受け、今扉を開けてリスという代名詞がピッタリなほどかわいらしい女医さんの目の前に用意されている丸椅子に座る。すると、女医さんに悩み事を聞かれる。


 承:だから、僕は素直に「中学校の友達から身長が低いと馬鹿にされていることに耐えかねて……」そこから先の僕の愚痴を同い年にも見える童顔で、優しく頷き僕の悩みに「君は悪くないよ」と共感してくれる。


 転:誰もが否定してきた僕の身長を、たった一人のリスのように可愛らしい女の子は肯定してくれたと、次第に心を掴まれていく僕は、彼女はもしかしたら僕のことが好きなのではないかと感じてしまう。すると、彼女は嬉しそうに告げる。


 結:「君のような何もできない無力で悲劇のヒロイン病の子犬を見ると、ゾクゾクしちゃうよ!特に君は最高のおかずだ、ご飯にして3杯はいけるね」僕の初恋の相手は僕のことをただのおかずとしか見てくれていないようだ……。


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 自分の作品を読んでいただきありがとうございます。自分の話をしっかりと頷きながら聞いてくれる女の子って非常に可愛らしいですよね?この世界の中には自分のことを受け入れてくれる仲間はいないのか?と心が追い込まれていて誰も助けてくれないと匙を投げた時に現れる、黒一色の世界を明るいものに変えてくれるヒロイン。さらに自分の悩みや愚痴を罪はあなたにはないよと言いたげな笑顔で、オウムのように相槌を打ちながら聞いてくれる女の子。そんな女子がいたら誰だって惚れてまうやろ~~~。別に主人公はおかずとして見られていることにショックを受けただけで、諦めるとは言っていないのもポイントですね。皆さんはこんな素敵だけど欠落している部分があればすぐに嫌いになっちゃいますか?自分はここまでハードだと嫌いになりますw

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