第7話 火に油を注ぐ者

 起:強面な先生の英語の授業が始まる。チャイムと共に入ってくる先生は、理由は分からないが不機嫌オーラ全開だった。ただでさえ通常運転の授業でもかなり精神的疲労を感じるのに、本当に勘弁してほしい。


 承:先生はドシドシと歩いき、自分の荷物のはずなのに、バンッと音が鳴るくらいの勢いで、教卓に叩き突ける。それを見た生徒の温度が一段階下がり、夏なのにも関わらず冷え切ったものとなる。先生は授業を開始する。


 転:「それでは、出席を取るので呼ばれたら返事をしてください…………」次々にと呼ばれ、手を挙げて返事をしていく生徒たち。俺の席後ろにいる二人組のうちのか弱そうな方の返事が小さくて先生の期限を悪いする。


 結:「相良くん、先生に聞こえない声を出すのなら欠席にしますよ」この南極のような空気で声を上げる者がいた。俺の後ろのもう片方の人だ。「いや、今どう考えても声出しただろ。耳ちゃんと着いてる?」シーン……。この後の授業どうすんの?


 ――――――――――――――――――――

 自分の作品を読んでいただきありがとうございます。今回の話は夏にぴったりな冷える話ではないでしょうか?(当事者からしたら)これは実際にあった怖い話なのですが、から始めた方が面白かったかもしれませんねw。皆さん最近の若者は変わっている人が多いですから気を付けてくださいね、以上、変人現役大学生からアドバイスでした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る