この作者様の作品は、私に刺さるものが多いです。
なんというか、「はずし感」とでもいうものが絶妙に私に合うんですよね。
本作品も、そういうものです。
序盤、そして物語の骨子は、肉厚なファンタジーを思わせるもの。
けれど作品説明に「なんやかんやギャグ」とあるように、いい感じにはずしたところがあるのです。
その感じがね、好きなんです。
ユタくんのなんか微妙にバグってる能力と、脳筋バカながら行動理念が幼馴染第一なところとか、とっても好き。
世界が広がりそうでなんか広がらずに終わりそうな感じも、いい感じにはずしてて好き。
総じて、私の好きな作品でした。
いいものをありがとうございます。