第6話 "密室"殺人事件 殺人編
自室に戻ると、窓を開け、新鮮な空気を吸った。やはりここの空気はおいしくて涼しい。今夜は、最後のしごとがはかどりそうだ。空気を堪能すると窓を閉めカーテンをとじた。そして、ゆっくりとノートパソコンを開いた。
「終わりはやっぱり…緑の館かな」
彼は最後の行に名前を書いた。そして、咳が始まり彼の意識は暗闇の中に溶けていった。窓の外には、虚しく蛍の光で満たされていた。
嘘と嘘 ~柳沢vs工藤~ R.みどり @midorikunn
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