十七文字では足りぬ我が恋の

流れさえ

意味なき恋は

えるまで

変化かわらぬ別れ

理解わからぬ代わり



訳→どんな流れさえ意味を持たなくなるほど強い恋は、私が息絶いきたえるまであり続けるのだ。けれど別れは必ず訪れる。それを理解しないかわりに。

「私の恋は、時の流れも、時代の流れも、人の流れも、如何いかなる流れにも囚われることはない。私が息絶えるまで続くそんな恋でさえ、いつかは君と離れる時がくるでしょう。それが君からの心の距離か、逢えない道程みちのりの距離か、寿命じゅみょうという時間の距離かは知れないけれど、別れは必ず訪れる。そんな当たり前のことすら理解しない私は、知らないかわりに」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る