十四事の腕前は錆びつく前に消える

日々をかけ

これが全てと

命懸いのちか

その道筋みちすじ

あまりにもろ



訳→これが正しいと、この力が必要だと当然だと思っていたから時間をかけて命をかけてみがいたけれど永遠はなく変わらない常識などない。その知識しか、その力しか持っていない自身の未来はあまりに脆いものだ。脆いものになってしまった。

「常識と良識と必要だとうたわれる技能だけをずっと鍛錬たんれんして磨いてきたけれど、情勢じょうせいは変わり必要なくなってしまったものばかりの私のこの先はあまりに脆いものになってしまったのですよ」

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