十三月と呼ばれる正しき月よ

年月としつき

生命いのちの全て

変わりなし

れども君に

意味をはかれる



訳→年月というものは全ての生きとし生けるものに変化なく流れていく。そうは知っているけれどその人に関わって何故なぜ、時の流れは万物ばんぶつ平等びょうどうかを知った。

「時の流れというものは、一日や一月ひとつきや一年、一生涯いっしょうがい、変わることのなく万物に平等に与えられたもので、今までもこの先も変わることなくただ流れ過ぎ去っていくだけと思っていた。時代に合わなくて少し早く生まれすぎた気さえした。けれど君に出逢えて私が此処ここで同じ時を生きている意味を知ったのですよ」

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