十五夜に見るのは月か兎か

日暮ひぐれさえ

長くわずら

待つ空に

浮かぶは月か

微笑ほほえむ君か



訳→わずかな時間さえ長く感じられる待ち遠しい、そんな自身の前に現れるのは普遍的ふへんてきなものか、待ち望んだ人の姿か。

「短いと言われる夕暮ゆうぐれさえ長いと悩ましく思う待ち遠しい夜に一人立ち尽くす私の前に現れるのは月でしょうか、それとも君か。あぁ、君ならよいのにと思いながら待っているのですよ」

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