ダンジョンはお休み

「はい皆おはよう、クリエイションよ。」

 

「毒島笑顔だ、よろしく。」

 

 私達は今世界樹から配信をしている。私達が行っているギルドが昨日のことでお休みになっているのでゲーム実況する事になった。一応ダンジョンには入れるけど配信者として色々な物に挑戦していく事にしたのだ。

 

「今回の配信は笑顔と二人でゲームをやるわよ。そのゲームは世界的超人気ゲーム『Mine○raft』をやっていくわよ。ちなみに私は初心者だから。グダグダプレイだろうけどよろしくね。」

 

「僕はちょっとだけやっただけなので下手です。まぁよろしく。」

 

 そんなこんなでゲームを始める。昼は初期地で木を集めたりしただけで終わった。そして夜がやって来た。

 

「キャー!大量のゾンビがー!」チーン

「スケルトンの射撃がうますぎる!」チーン

「み、水の中からトライデントみたいな物が!」チーン

「イャー!クモキモイー!こっちに飛びかかってこないでー!」チーン

 

 私は大量の敵に何度も殺されていた、笑顔はいつの間にか消えていた。そんなこんなで敵から逃げ回っているとついに朝になり敵は一部を除いて燃えた。

 

「ふぅ初日でしかもイージーで十回も死ぬなんて死に過ぎたわ。さて、笑顔はどこにいるかしら。」

 

 とりあえず周りを見渡す。すると不自然に盛り上がった土の塊を見つけた。一つ壊すと笑顔が入っていた。

 

「笑顔、貴方何してるの?私があんなに死んでた時にこんなところで芋っていたなんて。」

 

 「芋ってるなんて言わないで下さい。これは隠れているだけです。」

 

「それを芋っていると言うのでしょうが!全く…。「シュー」ん?なんの音かしら?」ドーンチーン

 

「クリエイション様、次の夜は日が明けるまで穴に入っていましょう。」

 

「…分かったわ。」

 

 この後拠点建てたりそのための整地など十時間はやった。

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