初めてのギルド

ゴロゴロだらけた次の日私とその信者の笑顔は近くのギルドにやって来た。中は騒がしい。

 

「ここがギルドですか。一人一つ加護を持っているとは言え数百年の大幅なブランクのある笑顔よりも雑魚ですね。」

 

 私が周りを見ながらそう言うとギルドは静かになった。すると煌びやかな装備を纏った男一人と女三人の四人が歩いて来た。

 

「そこの…クリエイションだったかな?さっきの言葉はどう言う事だい?僕らがそこのデブより弱いだって?」

 

 「ええ、そう言ったわ。それで貴方達は誰なの?」

 

「なっ!僕らのことを知らないと言うのか!僕らはSランク冒険者パーティの『聖域』だ!創造神だか世界樹の守護者だか知らんが僕らの方が強い!」

 

 「ふーん…笑顔、コイツらを潰しなさいもちろん決闘場で。ギルドの受付、ギルドの決闘場を借りるわよ。案内しなさい。」

 

「は、はい。ではこちらへ…。」

 

 そうして私たちは後ろに野次馬を大量に引き連れながら決闘場へと向かった。

 

 決闘場に着き、例のSランクの四人と笑顔が向かい合う。決闘が始まろうとしていた。

 

「ふーん君が守護者か。本当に弱そうだね。僕たちが本気を出すまでもない。」

 

「…弱い者程よく吠える。子犬みたいだ。…いや、それだと子犬に失礼だな。」

 

「なんだとぉ!ぐちゃぐちゃに殺してやる!」

 

 挑発するつもりが挑発され返され切れたリーダーっぽいやつが笑顔へと飛びかかった。

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