ギルドに行く前
暇だったらダンジョンに入ると言った女神達、その次の日は…世界樹にいた。
「暇ねぇ〜。」
「そうですね。クリエイション様。」
そんな感じでだらけているとハハナルダイチ先輩がやって来た。
「そこまで暇ならダンジョンに行けば良いじゃないの。特に信者くんは肥満体型なんだから動かないとそのうち病気で死ぬわよ。て言うか信者くんの名前ってなんなの私知らないんだけど。」
「前世の名前は「ポイズン・スマイル」だよ。今世の名前はいらないから捨てた。あと僕は好きで肥満体型になってるんじゃない。体の中に毒を溜めているんだ。それが肥満体型の理由さ。女神様の『記憶戻し』を喰らった時にそれを思い出した。」
「此処での名前を捨てたって…。クリエイションちゃん信者くんに名前あげときなさい。前世の名前じゃ色々と目立つわ。」
「ん〜分かった。じゃあ「毒島笑顔(ぶすじま えがお)」で良いかしら?」
「そんな適当な…。」
「ありがとうございます!クリエイション様!クリエイション様から貰ったこの名前、大切にします!」
「それで良いのか信者くん…。」
「おふざけは此処までにして…。行かない本当の理由はまだ行く場所が決まってないからよ。それに私たちは目立つしほとぼりが冷めるまで待ってるのよ。まぁ明日から配信者デビューするけど。」
「大体わかったわ。心配はいらないだろうけどまあ頑張ってね。」
その次の日とあるギルドに例のその創造神とその信者が冒険者登録をしに来たのだった。
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