血の池
それは学校の近くにある小さな公園にあった『大きな水溜り』だった。その水溜まりがまるで赤い絵の具を落としたように染まっていた。
その『血の池』を見て僕は不気味さを感じたのと同時に、どこか神秘的な魅力を感じてしまった。しかしそんな時だ。
"ねぇ、一緒に遊ぼ!"と、誰かに呼ばれた気がしたので振り向くと、そこには『女の子』が居た。
その子が誰なのか僕はよく知っていたけど、何故か分からないが名前が出て来なかったのだ。しかし、そんな事より僕は女の子と一緒に遊びたくなってしまった。
だから「うん、遊ぼう!」と答えたのだが、その直後、僕は激しい頭痛に襲われた。
僕は痛みでその場に倒れ込んでしまい意識を失ってしまった……。
……目を覚ました時には朝になっていた。『血』が染み込んだ遊具は元通りになっているようで安心したのだが、それと同時に昨日の事は夢だったのだと理解した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます