拝啓、頑張っている私へ
頑張ってる。自分でもびっくりするぐらい頑張ってる。報われないとか死ぬほど思いながら頑張ってるんだ。でも、頑張って頑張って頑張って失敗しかしない。どうすりゃいいわけさ。弁明も貰えないし、信用もしてはくれない。そんな相手に向かってどうやって努力してそれを見てもらえばいいっていうんだろう。人は変わっていくもの。そうやってできてんのに、どうしてそうやって引っ張り続けるんだろう。
私もそうか
失敗に囚われてる。
悔いしか残らない演奏ばっかして、傷付けるばっかで。だから努力をやめるとかほんとバカらしい。傷付けない様に頑張って頑張って、報われるまで頑張んなきゃなんない。
悔いの残らない演奏で、そうするために努力しなきゃならない。
嫉妬して、嫉妬して、嫉妬して。それでも投げ出さないで、飲み込んで頑張る。
私だけ頑張るのかな
沁みついた習慣を治すのは本当に大変で。だからこそ、思ってなくてもお願いねとかそういうのが欲しい。
でも、今無理なんだってことは分かる。わかるからこそ辛い。
現実をずっと突き付けてくる。しんどい。
まあ、この状況にしたのは俺なんだけど。
だから逃げるわけにはいかない。
逃げたらそれこそ終りな気がする。
人に言えないって言ってたやつが頑張って俺に吐き出すってことをしてるんだ。
そうだ。だから俺も頑張んなきゃなんない。
思い立ったらまず行動しなきゃ。
挫けるのはしょうがない。人間だから。
でも立ち直るために俺ってやつはこうして掃き溜めを作ってる。
そうだ。そうだった。こうして文字を作り出すことこそが俺の武器。もうこうやって書くのは6年目。
6年続く俺の武器。
書くことで決意が固まる。そうだった。
思い出したよ僕の武器。
タイピングと画面に残る数々の意味わかんない文字の羅列。
挫けそうになったらここにきて掃き溜めに吐き出して頭ン中ここに吐き出して空っぽにする。
嫉妬は上等だ。しょうがない。奴はすでに俺よりうまいんだから。
でもあいつはこの武器を持ってない。
一回、無駄にした。
これ以上無駄にする訳にはいかない。
期待してほしい。俺は頑張れるし、それが結果に残る。
挫けたらまた修復すりゃあいい。
俺にはこれがあるから。
折れたっていい。挫けたっていい。当たったっていい。
だって俺にはこいつがあるから。
敬具
拝啓、死にたくない私へ 安全すぎる安全靴 @AZENGUTU
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