第八話 『疲労』
〜洞窟〜
「きました!メタルパッドの群れです!」
そう言って身構える。
「お、おりゃ!」
「い、一応効いてます!この調子でもっとやってください!」
そして、何匹か倒していく。
「ギャー!」
「だ、大丈夫かイオン!」
「だ、大丈夫です。でも、なんで私ばっかり狙われるんですか?」
「いやそんなん知らんけど…」
もうイオンは役に立ちそうもないな…俺がやるしかない!
「よし!全部倒したぞ!大丈夫かイオ…」
「うぅぅなんで私だけ…」
とイオンは泣きながら言う。
こんなにもアリスの運が悪かったなんて思わなかった。
というか…
「ってくっさ!大丈夫かそれ!」
「なんでカズヤさんは女の子に対してそんなデリカシーのないことを言えるんですか!」
「わかったわかった。そんなに言うんだったら今日は奮発して大浴場に行こうぜ」
「ほ、本当ですか!」
「おう!あと魔法使いの人に頼んで風の魔法と水の魔法で綺麗にしてもらおうぜ」
「やったー!」
ちょろいな…
そのあと報酬をもらい、大浴場でサッパリした後。
「いやーやっぱり風呂っていいよな!身も心もサッパリする。」
「ですねー!」
そう言っていたらギルドに着いた。
そしてギルドのドアを開けた瞬間、金髪の女性に詰め寄られた。
「まだこのパーティのメンバー募集はしているか?」
続く
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