第四話 『冒険?』

目を開けると街の中に立っていた。

こ、ここが異世界?俺は感動してギ○ュー特戦隊のファイティングポーズみたいなのをやっていた。

多分街の住民からは痛い子をみる目で見られていただろう。

まあそんなことはどうでもいい。

やっぱ異世界に来たからには冒険だろ!

多分この街には冒険者ギルドがあると思うのだが…

ギルドの場所が分からない…

仕方ないから街の住民に場所を聞くか。

すぐ近くで歩いているお婆さんに声をかけた。


「すいませんこの街の冒険者ギルドはどこですか?」

「おやおやということは冒険者を目指しに来た人かしら?」


俺は無言でうなづいた


「始まりの街アダムへようこそ!冒険者ギルドはここからまっすぐ行って2つ目の


角を右に曲がればあるわよ」

俺はお婆さんに感謝を伝え冒険者ギルドへ向かう。

ギルドの中身はゲームとかでよく見かけるような内装だった。

若干緊張しながら受付へ向かうと受付のみるからに冒険者ですよオーラを出しているおじさんに声をかけらた。


「よう、兄ちゃん冒険者登録かい?なら、1000シブタクいるよ。」


え…?一瞬耳を疑った。

お金とるの?普通こういうのってお金取らないんじゃないの?どうやって稼ごう?


「すいません。お金ないんですが…」


おどおどした口調で言う。


「え、お金ないの?じゃあ冒険者登録できないよ?」

「じゃ、じゃあどうすれば?」

「働くしかないね」


こうして俺の労働生活が始まった


続く

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