第二話 『始まり』
美しい神殿が目に入る。まるでギリシャ神話に出てきそうな建物を目にし、
死んだんだな。と感じた。すると神殿の真ん中から眩い光が。
女神というのはこういうのをいうのだろうか、人間離れした美貌に僕は見惚れていた。
いやいやいや
落ち着け落ち着けカズヤ。第一ここはどこなんだ?地獄…でもなさそうだし…
そう考えると前の女神(?)の方が口を開く。
「和弥さん。落ち着いてきいてください。あなたは不幸にも前の人生でなくn」
「っw」
女神が噛んだため思わず少し笑ってしまった。
女神様ってさこういうの普通完璧にいうもんじゃない?意外とこういうところ抜けてんだなーと感じていると
「何笑ってんだよ。」
と男っぽい口調で言われた。
無茶苦茶サバサバしとるーー!
「す、すすすいません」
俺はこういうヤンキータイプが苦手だ。つい敬語になってしまうからだ。
「あーめんどくセーこういうので笑われるといちいち腹立つんだよなー」
…俺のこの人への株は暴落した。
「んで、お前に聞く。もう一回、人生やり直すか、安全な天国どっちがいい?」
え、急。無茶苦茶急なんですけど。どっちかだって?人生やり直すつってもなー天国っていうのも胡散臭いしなーと考えているとまたも眩い光が…
おいおいさっきもみたぞこの光景と感じていると案の定光から女神がでてきた。
続く
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