第24話 横浜銀蝿
唐突ですが、横浜銀蝿です。
覚えてらっしゃいます? or ご存知です?
何気なく動画サイトを観ておりましたら出てきまして、ああ懐かしいなぁといろいろと思い出したので毎度のことながら昔の話を一つ二つ。
クラスの友達から横浜銀蝿のカセットテープを貸して欲しいと言われました。兄にそのことを言うと女の子に大変優しい兄はダビングしてあげるよと言うので任せました。
そして友達が遊びに来た時に件のテープを渡したのですが背表紙に書いてある
「横浜銀蝿」の文字を見た途端、友達が椅子から落ちる勢いでお腹を抱えて笑い転げたんですよ。
嫌な予感がして見たらですね、蠅の字が象形文字というか、記号? もしくは
遺跡の壁の絵? 努力の後は残っているものの大変残念なことになってました。
それにしても笑い過ぎだろうと、いつもなら兄をちょっと軽く見ている私でも可哀そうになりました><:
ただですね、この兄、本当に漢字が苦手な人でして、こんな事もありました。
彼が中学3年の2学期に担任の先生が胃潰瘍か何かで入院したらしく思ったより長くなったので皆でお見舞いの手紙を書こうという事になった時のことです。
漢字はもとより文章なんて書けない兄は手紙の書き方の本を参考に出だしを書いて
さしさわりのないよくあるものを出したそうです。
その内容は
「いよいよ墓も押し迫り……」
これを読んだ時の先生の心境はさぞや複雑だったろうなと思いますw
復帰された時に一番にネタにされたそうですがwww
今の時代、私もですが字が下手な人にとってPCはとても便利で有難いです。
変換間違いなどもありますが打ち間違えで暮れと墓を間違る事はまずないでしょう。
当時、兄は苦手な文章を本人なりに頑張って書き写したんだろうなと今になっては思います。でもねぇ、もうちょっと、ちゃんと見ようよw
ほんと先生ごめんなさいって感じですね^^
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます