第3話 突然ですがヤギ飼ってます 

 このエッセイも小説もですが読まれることはほぼないだろうと思ってましたが

ありがたいことに読んで下さる方もいらっしゃるので


 今更ながら自己紹介です


 名前は 日間田葉 ひまだよう と読みます


 由来は息子の「暇だよう」っていう口癖から


 とある県のとある島に東京からIターンで移住して5年目です


 ヤギを飼ってます(主人が)

 言うこと聞きません、何も考えていません

 脱走します

 脱走したあとに玄関のインターフォンを押して

 郵便ですって顔で待ってます


 ある時はベランダに白い大きな獣がいるーーと

心臓飛び出しそうになったんですが

ヤギでした

 普通にベランダ歩いてました


 雑草も食べますが

観葉植物や多肉植物やお花をむしゃむしゃ

 昨年はブルーベリーの新芽を

今年はやっと花のついたオリーブをむしゃむしゃ

 私が手入れしているのをじっと遠目で見ていて

脱走したら真っ先に食べに走ってきます


 ええ加減にせぇぇ~~~


 主人に買ったところに返してきて~~~~て頼みましたが

地域のみなさんご存知なんで

いなくなったら

食べた、飽きて捨てた、根性がないなんて思われそうです


 ていう訳で

普通に草を食べてるのを眺める分には

実に牧歌的で

ああ、こののんびり感、堪らんなぁ、これぞ島暮らし

ってなりますし


 そして何よりも、ヤギを飼ってるという話で

コミュニケーションがとれるのがよき点であります

共通の話題なんてないのでホントありがたいです

まぁ何もなければ普通に可愛いですしね^^


 ただ、最初に住んでいた所は周りにお家も結構あって

近くに寺社仏閣もあったせいか

知らない人が勝手に敷地内に入ってきてヤギ見てたり

近所のおじさんが草を手に庭歩いてたりしてびっくりでした

それ不法侵入ですよー

って言いたいけど

「あっ、ども。ヤギちゃんに」って言われると

こちらも苦笑いで済ませてしまうわな


 現在は周りに家がないところなので見に来る人はほとんどいなくなりました

ヤギが大きくなったせいでもありますけど


 一度だけ「ヤギ見せて下さい」って小さい子連れの奥さんが

てくてく歩いて来たのを見たときは

「どうぞどうぞ」と言いながら

こんな山奥に引っ越してごめんなさい~って心で謝りました


 自己紹介って言いながら

ヤギの話になってしまいました


 今回はヤギの心の中を覗きたい

けれどヤギは何も考えていないので覗けませんってお話でした

 



 ここまで読んで下さった方がいらっしゃいましたら

ありがとうございました^^


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