エクレアVSエレボス
ザシュ
「がぁ!!」
横腹を思いっきり切られたエクレアは悲鳴を上げた
(な、なんで私の不意打ちが?!殺気も消していたはず!)
エクレアは困惑する
「俺の仲間にメルトって言う幻覚を使って来る奴がいてな、、、最初の頃はよく幻影に騙されてボコボコに不意打ちされたよ。鏡に関する固有魔法持ってる奴が分身を使って来ることぐらい警戒する」
そんなエクレアにエレボスはそう言った
「っ!」
「あとな、、、殺気消してる気かもしれないけどバレバレだったぞ?」
そしてあきれた様子でそう追加した
「カエデよりは劣るけどそれでも相当な物だと思ってたんだけどね」
それにエクレアはそう返す
だが
「え?」
エレボスは困惑した
「、、、多分カエデ自分の実力隠してるな」
そしてそう呟いた
「あいつそんな弱くないだろ」
「え?」
「商人のくせに騙されまくってるじゃん」
ビュン
エレボスは再び接近すると
「はぁ!」
神速の斬撃を繰り出してきた
「っ!反剣!」
エクレアはそれを防ごうと反射の魔力を付与した一閃を繰り出す
ガキン
そして剣がぶつかり合い
ザシュ!!
「え?」
エクレアの左足が切り落とされた
「がぁぁ!!」
エクレアは苦痛に悲鳴を上げる
そして同時に
(あの速度の斬撃の軌道を変えた?!)
エレボスが刃がぶつかり合う寸前に軌道を変えて
「お前の件は威力を反射してくるけど、、、その衝撃を利用すればさらに速く思い攻撃が出来る」
エクレアの剣をそのまま利用した
「カエデ、、、動きを変える斬撃だ。近接戦においてべらぼうに強いだろ?」
そう言いながらエレボスは
「これで終わりだ!」
片足を失ってその場に倒れたエクレアに黒牙を振り下ろした
「っ!」
ガキン!!
それをエクレアは寸前で受け止める
「魔力差では圧倒的に勝ってる!」
受け止めたエクレアは魔力差による筋力差で
ドカン!
強引にエレボスを吹き飛ばした
「おっと」
宙にエレボスは浮かんだ
「ブリザード・バースト!!」
そこをエクレアは猛吹雪で追撃する
「ジャンヌ・オルタ」
それにエレボスは闇の魔法砲を撃った
ドカン!!!
そして相殺された
だが
「ふっ!」
突如エレボスの背後と真下から猛吹雪が放たれた
「っ!!鏡か?!」
そこでエレボスの顔が歪んだ
「終わりだ!!」
ドカン!!!
そしてエレボスは猛吹雪に飲み込まれた
「あ、危なかった」
エクレアはエレボスの想定以上の強さに焦るのであった
スパン!!
そしてエクレアの首は再び斬り落とされた
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