セラフィムの拠点へ

「セラフィムといえばサブマスターのエルフィーさんとに一度勧誘されたな、、、中々にセラフキマッてたな」

学園の廊下を歩きながらエレボスはそう呟く

「エルフィーさんに悪意は無いんです」

「わかってるよ、、、そう言えばマカロンは魔導ギルド辞めたんだよな?」

エレボスがそう聞くと

「え?あ、そうですね。ギルドに関わるの疲れちゃって。今はギルドとかそういうのにはって感じです」

マカロンはそう答えた

「アルトリアってギルドマスターがよく許してくれたな」

「ハロルドさんとお姉ちゃんとカエデさんが助けてくれたので。まぁ、、、それでも勧誘がたまに来るんですけどね。SMプレイギルドとか私が入るとでと思ったんですかね?」

マカロンは憤慨する

「、、、」

(似合いそうだけどな、、、多分血筋的にエテルMだし)

「へー、エテルちゃんってMなんですね」

「っ?!何で俺の思考が」

自身の思考が読まれた方にエレボスは驚愕する

「私の固有魔法の力です。精神の流れを読んで見ました」

「、、、は?」

(何だそのチート。理論とかどうなってんだよ?!)

「理論は秘密です」

「っ!」

「安心してください。いつもは見てませんから」

「そ、そうか」

エレボスはマカロンの恐ろしさに恐怖するのであった




「ここがセラフィムの拠点です」

「、、、は?」

エレボスは自身の目を疑った

「な、なんだこの大きさ?」

拠点のあまりの大きさ

「小屋?!」

ではなく小ささに

セラフィムの拠点だと案内された場所は文字通り小屋なのである

「あの小屋から地下に降りるんです。セラフィムの拠点の入り口はいくつかあるんですけど一般に知られているのはここだけ何です」

「へ、へー」

(堅牢すぎんだろ)

そんなことを考えながら小屋に向かうと

「「マカロン様!おはようございます!」」

門番の2人が覇気のある挨拶をしてきた

「おはようございます。神のご加護があらんことを」

マカロンはそんな2人に祝福の祝詞を送った

「神のご加護があらんことを」

エレボスも送って中に入るのであった

「小屋の中はもう、すぐに階段なのね」

「元々ここはフェニイン様が防空壕?という民間人を有事の際に逃がすための施設をそのまま拠点として転用したそうです」

マカロンがそう説明しながら階段を降りて行く

「っ!!」

そしてエレボスは気がついた

(これ、アーデンの監獄の階段と全く同じ建築様式だな)

こことアーデンの監獄の建設様式が同じことに

「まぁ、それもそうか」

そうして2人は階段を降りていくのであった

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