寝起きドッキリ

「ん、、、ぅ」

エレボスは目覚める

そして

「死ねぇ!!!!」

「ぎゃー!!」

ドカン!!!

エレボスは間一髪でベットから転がり落ちて攻撃を回避したが

「べ、ベットが木っ端みじんに」

ベッドが文字通り木っ端みじんになっていた

「誰だ?!」

寝ているところを襲って来た犯人は

「おはようございますエレボスさん」

「、、、あ、死んだ」

マカロンであった

「私の!エテルちゃんの裸を見て邪な考え持ったその頭を治して差し上げようとしたのですが」

「ひぃー!!!」

マカロンからはやばい殺気が出ていた

「ま、待て?!冷静に考えろ、エテルは超絶美人超絶スタイルいい、、、、そう言う感情を持たない方がおかしいだろ!」

「っ!!確かに、、、そうですね」

エレボスの必死の言い訳にマカロンは考え込む

「、、、いや!やっぱりだめぇ!!」

「クソがぁ!!」

ビュン!!

エレボスは下の階にいるエテルに助けを求めに行く

「エテル!お前の彼女だ

ドカン!!!

「ぎゃー!」

「違いますよ!」

しかし発言をミスり右ストレートが顔面に突き刺さりふっ飛ばされ

「おらぁ!」

ドカン!

浮かんだ体にエテルのかかと落としが突き刺さった






「朝から三途の川が見えた、、、姉さんはシフト外なのか会えなかったが」

エレボスは食卓でそうぼやく(怪我はドクター・ベルフェゴールによって治された)

「それで?なんのご用件で?」

エレボスがマカロンにそう聞くと

「エテルちゃんのご飯を食べに来ただけですよ?」

マカロンは当然と言った様子でそう言った

「、、、朝に食べるデザートにしては重すぎるな」

「嘘です。今日は用事もあってきました、、、ハロルドさんがエレボスさんにお会いしたいそうで」

「あー、なるほど」

「本来は自分から足を運びたかったみたいなんですけど、、、忙しいので」

「セラフィムのギルドマスターさんだもんな、、、その意識があるだけで俺は誠実な人だと思うよ」

(まぁ、エテルの話を聞くにマジで誠実で良い人みたいだから今更印象は変わらないけど)

「いつ行けばいい?」

「いつでもいいそうです。忙しいというのは火急の用事の対応で居ないといけないそうなので、、、今日予算関係とか運営全般の調整日らしいです」

「べ、別の日でいいのでは?」

エレボスが困惑した様子でそう言うと

「ソロモン捜索に明日から出る予定なので、、、今日中にって感じで」

マカロンはそう返した

「なるほど、、、エテル。今日は夜ごはん大丈夫だから」

「はーい、、、また問題起こさないでね」

「安心しろ、今日は問題を起こしに行くんだ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る