セラフィム拠点
「よし!拠点まで着いたよ」
階段を下りて5分 ついに2人はセラフィムの拠点前に辿り着いた
「これ帰り大変だろうなぁ」
「健康的な生活をするためにだそうです。一応昇降機はありますけど」
「そうか」
(監獄には昇降機は無かったな、、、まぁ、ハジメが視てるからな)
「それじゃ」
マカロンは扉に手を掛ける
ガチャ
「ようこそセラフィムへ!」
「うぉ!!!」
扉の先には
「宮殿かよ」
まるで宮殿のような光景が広がっていた
「こういうしっかりとした拠点にすることでメンバーの意識を高められるってハロルドさんが。天井に張られている金や床の大理石は全てギルドメンバーで取りに行ったものです」
驚くエレボスにマカロンが説明する
「、、、え?セラフィムのメンバーじゃないよね?」
そんなマカロンにエレボスはそう突っ込む
「え?うん。私はエテルちゃんのことでハロルドさんと色々とやっているので。後、セラフについての文献とかここにあるので。図書館にも無いものがあるので。まぁ、今みたいに忙しい時は手伝ったりもしてますけど」
「なるほどね」
(ほぼセラフィムでは?)
そんなことを考えていると
「あ!マカロン様!ギルドマスターなら一番奥です」
「というかエレボス様居る!!」
「今日はハロルド様にご用があるみたいだから軽く挨拶ぐらいにしておきなさい」
セラフィムのメンバーが2人に気が付いた
「そうしていただけると助かります、、、あとエレボスさんにはいいけど私には様付けやめて。ただ家柄と姉がすごいだけですから」
マカロンは恥ずかしそうにそう言うが
((いや、怠惰の魔人(暴走エテル)の人的被害0にして討伐(助け出した)だろ))
エレボス含めその場にいた全員がそう思った
「それじゃ、エレボスさん、行きましょうか」
「ああ」
2人はハロルドの居るマスター室に向かう
キラキラキラ
「、、、すっげぇキラキラした目で見られてるな」
向かうエレボスに対してメンバーから尊敬の目が向けられている
「偉業を達成した高貴な血筋ですからね、、、フレデリカ叔母さんの息子ってだけでもすごいのに偉業を何個も達成してるからもう、、、すごいですよ。私も慣れるまでは大変でした」
マカロンは苦笑いだ
「というか、、、自分で言うのも何ですけど私って今のこの学園じゃエレボスさんとハロルドさんの次にすごい偉業してる気が」
そしてふとそう呟く
「え?」
「お姉ちゃんってすごい商人ですけどそこまでなんですよ。だから、、、案外」
「、、、確かに」
そんなことを話している内に
「ここですね」
マスター室の前に辿り着いた
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