※エテルは知りません
「ジャンヌ、、、マカロンとハロルドの繋がりが何かの調査はどうなった?」
アルトリアがジャンヌにそう聞くと
「結果としては大空振りです、、、警戒が強すぎて」
「そう、、、期待はしていなかったけどやっぱりね」
アルトリアは一切の嫌味ではなくそう呟いた
「ただ、、、全く収穫無しは私の沽券にかかわるのでちょっとだけわかったことが」
そしてジャンヌはそのことが分かっているのかアルトリアの興味を引く
「ほう?何が分かった」
「まずですけど、、、ハロルドさんとマカロンが調べていたのはエテルとエクレアのことです」
「、、、親友と姉か」
「はい、、、そしてハロルドは学園をエルフィーさんに任せてサフランの方に向かっていました。その後尾行しようとしたんですけど、、、無理でした。警戒心がヤバい上に固有魔法で周囲の生物の意思を感知する魔法を使っていたみたいで。下手の近づいたら確実にバレるので」
「そこで強引に尾行しなかったのは良い判断だ、、、なるほど。エテルと会長か。さして私に被害が出そうではないしそこまで気に留める必要はないか。ご苦労だった、、、授業に戻ってくれ。金はギルドの拠点で受け取ってくれ。想像以上の働きだった。色は付けておく。私の評価も同様にな」
「ありがとうございます、、、では授業があるので」
「ああ」
そうしてジャンヌは去るのであった
「ジャンヌ・フローレンス、、、優秀だな。次のギルドマスターに推薦しても良いな」
1人になったアルトリアはジャンヌの有能さにそう言葉を漏らした
「あの子娘、、、めんどくさいな」
1人になったジャンヌはそう呟く
(あんなのがセラフの教皇になったらいよいよ終わりだね。奴隷制の継続って言うことでちょっと興味があったし手を取りあえるかと思ったけど、、、あれはダメだね)
アルトリアはジャンヌのお眼鏡にはかなわなかったようだ
「でも、、、マカロンの奴、エクレアの何を調べる気なんだろう?」
(いや、怪しさの塊だけど)
「まぁ、私に関わらないことだしいいや」
「今頃、私にバレずに探れたと思ってるジャンヌさんが自信満々にアルトリアに話しているんですかね」
ハロルドがそう言うと
「ハロルド様の罠とも知らずに」
向かいに座っていたエルフィーが笑ってそう言う
「エテルさんのことなんてほとんど調べてませんよ。会長とそしてジャンヌさんが本命ですから。にしても、、、ジャンヌさんの正体、、、掴めませんでしたが確実にやばいですね。嫌な予感しかしない上に美食の盗賊団のボスと顔が似ているとか、、、似た顔ですとか言ってますけどねぇ」
「逆にエクレア会長は結構やってることはエグイですけどなんだかんだマカロンちゃんのお姉さんですね」
エルフィーがそう言うと
「ですね、、、奴隷売買をしていると居ると分かった時は驚きましたが、、、まさかあんなことをしているとはね。賭けのためにも頑張りますかね」
ハロルドはそう言って気合いを入れるのであった
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