前半の終わり
「というのが私が入学してすぐの話ですね」
エテルがそうひとまず話し終えると
「、、、セルフィムのギルドマスターはそんな人なのか」
(え?昨日話しかけてきたエルフィーって人そんな曰く付きの人なのか)
エレボスはエルフィーの正体に驚愕した
「というか、、、エテルに手を出したらハジメだったよな。エテルに手を出したら出てくるだろ、、、その殺人事件裏でハジメが糸引いてるんじゃないか?」
そしてそう言う
だが
(アリエルがバエルってこと知ってると普通に自分の身内に手を出されて図書館長として働いているアリエルが個人的にやったんだろうなぁ)
内心ではそう考えていた
そして
「ハジメは私が死にかけでもしない限り手は出さないと思いますよ、、、私が襲われたときにも気配だけで助けにはきませんでしたから」
とうのエテルは苦笑いしてそう言うのであった
「、、、なんかやばいこと言わなかった?」
「え?あー、半年前に記憶が戻った理由ってそれなんですよ、、、魔導ギルドの一部がソロモンにそそのかされて私を襲って来たんですよ。エロ同人みたいに」
「、、、反応に困る」
「笑えばいいのでは?」
「笑えねぇよ」
エレボスは顔を引きつらせる
「まぁ、そんな感じでひとまず私は魔導ギルドとセラフィムとの関係が出来たんですよ。まぁ、、、カリーナはエクレアと繋がってるんで半強制的に繋がるし、、、バルトルさんもハロルドさんとテルさんと幼馴染なので繋がりますし、、、私、なんで全教皇候補と繋がりあるんだろ」
そしてエテルは自分の関係のおかしさに苦笑いするる
「というか、、、セラフィムのサブギルドマスターに見覚えあるのか?」
エレボスがそう聞くと
「あ、そうなんですよ、、、といっても本人というより面影って感じで。実はエルフィーさんの両親とどこかで会ったことあるのかもですね」
エテルはそう答えた
「ふーん」
(後でハジメに聞いてみるか)
エレボスは密かにそう考えた
「それで、、、ここから先の話が記憶を取り戻した理由とセラフィムに入った理由なんだろ?話しづらいと思うが、、、よければ教えてくれ」
「そんな申し訳なさそうにしなくていいですよ。感情消してるので苦じゃないです」
申し訳なさそうなエレボスにエテルは笑ってそう言う
「そ、そうか」
「それで、、、話は一気に1年。私達が中等部の最高学年、3年になった時の話になります」
そしてエテルの口から語られるのは物語の核心部分であった
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