方針
「さて、、、これからどうする?」
カエデがそう切り出すと
「ひとまず、中等部組は私かカエデに護衛されてなさい。そんなヤバイ奴が動いているならね」
エクレアがそう3人に言った
「私達で釣りをするっていうのはどうですか?」
だがジャンヌが提案する
「「釣り?」」
「私達という餌でその犯人を釣るということですよ」
「論外ね」
そしてそれをスモアが却下する
「なんでですか?」
「まず、、、色欲の娘として言わせてもらうけど007は大罪司教でも何してるか全くわからない組織なの。つまり行動の予測は無理、、、だけど同時に007はアリスの直属部隊。つまりアリスの意に背く行動はまずしない、、、その上でエクレアちゃんとカエデちゃんとエテルちゃんはそれぞれここで理由は言わないけど襲われる心配はまず無い」
「「あー」」
((変えの効かない取引相手だしね))
(ハジメが居る限り殺されることはないし、、、誘拐もされなさそうだね)
各々思い当たる点があった
「次にマカロンちゃんだけど、、、そこに手を出すのは色々な要注意人物を一気に敵に回すことになる。エレボスとかも来かねない。アリスは鮫釣りをする気はないでしょ」
「よかったー!」
「で、、、ジャンヌちゃんだけど、、、」
「私は完全に狙われてますよね?」
「「え?!」」
エテルを除く全員が驚愕した
「ですよね、、、前に誘拐されかけたし」
ジャンヌが苦笑いしていうと
「そうね」
スモアはそう返しながら
(今度は命そのものを狙われてるけど)
内心そんなことを考えいた
「ここまでの話を総括するとこの6人で狙われるのはジャンヌちゃんだけなのよ。で、今回の一件、、、確かに魔導ギルドを狙ったものだからジャンヌちゃんを狙っているように見える。だけどこんな露見するようなことをするとは思えない、、、私が思うにこれはメッセージね。手を出すなっていう、、、ここから何が起こるかわからないけどカエデちゃん以外この件に首を突っ込むのはやめて起きなさい」
「なるほど、、、相手を釣ったところでその先どうするって話よね。生徒会長命令、5人とも関わるの禁止。マカロン、エテルちゃんの子守りを頼むわ。エテルちゃん、私の可愛い妹の子守りを頼むわ。ジャンヌちゃん、、、には特に頼むことないわね。どうする?カエデの補佐でもしておく?」
スモアの話を聞いてエクレアがそう聞くと
「私はギルドマスターの指示に従いますよ」
ジャンヌはそう言い
「丁度到着したことですしね」
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