帰宅
ガチャ
「ただいまもどりました」
エテルが家に帰りそう言うと
「おかえりなさい!!大丈夫だった?!」
フレデリカはエテルを心配そうに駆け寄って来た
「何とか、、、図書局員の先輩とハロルドさんのお陰で」
「図書局員は男女ともに漢だからね、、、ちょっと漢すぎて命賭けるからマズいんだよね。ハロルド君が来てくれて助かったね。危うく図書局員の4割が死ぬところだった」
「本当にハロルドさんには助けられましたよ」
「凄いからねあの子、、、弱点が無い。強い愚者、、、エレボスと同等かそれ以上の才能だね」
「、、、あの、ハロルドさん副隊長程度なら確実に倒せる、、、隊長となると五分五分って言ってたんですけど本当なんですか?」
エテルがそう聞くと
「隊長クラスと五分五分って言うのは間違ってるね」
フレデリカはそう答えた
「流石に隊長クラスと互角はハロルドさんが強すぎますよね」
エテルは笑ってそう言う
「いや、、、互角じゃすまない。色々な意味で」
「、、、は?」
「ハロルドが戦ったことがあるのはハロルドの友人のバルトルの親が体調を務めてる第三部隊の隊長と副隊長だけなんだよ。副隊長の方はあんまり関係ないんだけど、、、隊長のエルとは付き合いが長いから、、、手の内がお互いバレてるという状態だ。この場合、成長速度が上回るか経験が勝つかなんだけど、、、ハロルドの精神支配は手の内を先に知れるという大きなアドバンテージがある。それが使えないエルと五分五分なんだ、、、隊長よりも強いよ。これから経験を積んで行けば、、、まじめに聖騎士長とか余裕で行ける。それもただの隊長じゃ無くてボルディアに引けを取らない隊長にね」
「、、、えぇ、となると私じゃ勝負にならないか」
「完全体のエテルちゃんなら、、、いや、エテルちゃんと相性が悪すぎるか。勝てないわね、、、学生じゃエクレアぐらいしか無理ね。エクレア以外勝てないって何?!ハロルド君化け物過ぎない?!」
「戦闘力は隊長クラス以上、、、そして統治能力と指揮能力もとんでもなく高いと、、、チートですね」
「そうね、、、父親も唯一まともな枢機卿だし」
「それはどう反応すればいいのか、、、ひとまずご飯作りますね」
「おねがい!」
「はーい!」
エテルは夕食を作りに行くのであった
「、、、ハロルド、まさに主人公って感じね」
(次世代の主人公はエテル、エレボス、エクレア、ハロルドの4人だね)
そしてフレデリカはそんなあまりにも大きな間違いを考えるのであった
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