終結

「、、、それもそうですね。失礼を」

「いえいえ、エテルさんのことが心配なこと話わかってますから。後、、、セラフィムに加入していただかなくても守りますよ」

先輩とハロルドがそう話す

「い、いえ、、、その、私も自衛手段がありますから、、、大丈夫ですよ」

その内容にエテルがそう言う だが

「だったら何で使わなかったんですか、、、問題があるのでしょう?」

「っ!!」

(記憶を取り戻してから徐々に色惰の力が使えなくなってきてる、、、多分強引に使ったら精神を破壊しかねない)

エテルは図星を突かれ顔をゆがめる

「貴方はまだ幼いのですから、、、我々年長者に助けられなさい。貴方が年長者になった時は幼い誰かを助けてあげる。そうやって行けば世界は平和で幸せに満ちるんですよ」

ハロルドは諭すようにそう言う

「、、、はい」

「何かあったらすぐにセラフィムに駆け込んでください、、、セラフィムのメンバーにあなたのことを周知させておきますから。別に頼ることが我々の迷惑になることはありません。私とエルフィー、、、サブマスターの名声が上がりますから」

「もちろん俺達も頼れよ」

「、、、はい!」

「よし!それじゃー、救護騎士団が来るまで待ちますか」

「それよりも私が全員運ぶわ」

突如入り口から声が聞こえた

「っ!姐さん!」

それは図書館長のアリエルであった

「アリエルさん、すいません。私の救援が遅く局員と図書館にとんでもない被害が」

ハロルドはアリエルを見るなりそう言って深々と頭を下げた

「何言ってるんですか。ハロルド君が来てくれていなかったら今頃取り返しのつかないことになっていましたよ。本当にありがとう。このお礼は必ず」

そんなハロルドにアリエルもそう言って頭を下げた

「さて?お前ら!!何ボコされてるんだ?!可愛いエテルちゃんが泣いてしまってるじゃねぇか!!」

そして倒れ伏す図書局員にそう檄を飛ばし始めた

「「すいません姐さん!!」」

それにいつの間にか意識を取り戻していた図書局員がそう返す

「図書館と本の修理は他の奴にやらせるから全員速攻で怪我治せ!!その後は二度とこんなことにならないよう全員性根と体を叩き直してやる!!いいな!」

「「はい!!!」」

「最後に、、、お前らよくやった!!私はお前らを誇りに思う!!」

「「っ、はい!!!!!!」」

「、、、えっと!!皆さん私のために本当にありがとうございました!!!」

「「どういたしまして!!」」

「それじゃー、全員救護騎士団の拠点に運ぶとしますかね、、、あ、ハロルド君。テルからの伝言、頼まれてた本はセラフィムの拠点に送るって」

「はい!」

「後、エテルちゃんを家まで護衛してあげてくれない?」

「えっ、、、、うーん、、、流石にリスクがデカいか。了解です」

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