前のエピソード――デート

ガチャ

「ただいまぁ、、、と言って全員出払ってるのか」

家に帰ってきたエレボスは自室に向かう

「何しよう、、、」

エレボスは暇をどう潰すか悩む

「ソロモンについて調べるか？」

そしてカエデに頼まれたことでもしようかと考えつく

「となるとまずは一回学園のことを調べるか」

そしてまず学園に着いて調べることにした

ドン！

「ひとまず書斎から10冊持って来た」

エレボスは自室の机に本を置く

「まずは、、、母さんから貰った学園説明の本を読んでみるか」

そして1番上に会ったフレデリカから貰った本を読むことにした

「まず学園の成り立ちと聖女シャインの功績、、、は、どうでもいいや。社員って聖女、ハジメの母親だろ？その辺の話は嘘だらけだからいらん、、、学園のシステムか。これは読むか」

シャイン学園は生徒の自主性を重んじています。ですのでまず生徒会・学園管理委員・救護騎士団・図書管理局・商会連合・冒険者組合の６つの組織が学園内を自治しています。

生徒会・長は会長：学園全般の業務を行う。他組織のいさかいなどを調停する役割がある。会長の選出方法は投票であり、生徒会メンバーは会長の一存で決まる。また全生徒の過半数の不信任票で退任させれる。

「といことはエクレアは選挙で選出されたのか、、、やるなぁ」

エレボスはエクレアの躍進に自然と笑みが浮かんだ

「次はカエデのところか」

学園管理委員会・長は委員長：学園の治安維持を行う。学園で唯一生徒の殺害権を持っている。委員長の選出方法は投票であり、委員は既存委員の推薦で決まる。生徒会とは相互監視の関係にある。また全生徒の過半数の不信任票で退任させれる。学園監獄の管理を学園と共同で行っている。

「さ、殺人権？！」

（物騒すぎるだろ）

エレボスは学園管理委員会の恐ろしさに顔を顰める

「お！次は、、、もっとヤバいところじゃないかよ」

救護騎士団・長は団長：学園の医療分野を取り扱う組織である。団長の選出方法は騎士団内で提案された方法で決まるが基本的に前団長の推薦で決まる。団員は既存団員の推薦で決まる。ここに喧嘩を売ると医療行為を受けれなくなるため学園の絶対不戦の聖域となっている（それが理由で他組織は医療行為のできる人材の確保には力を注いでいる）

救護騎士は戦える医療を掲げているので卒業後は引く手余たである。

「、、、医療行為のできる人材をねぇ、、、これかなり重要だな」