暗雲
「まさかそんなことで戦闘しかけるとはねぇ?」
「「すいません」」
エレボスとフレンはエテルのお説教を喰らっていた
「エテルちゃん呼んでよかった」
それを後ろでお菓子を食べながら見てるのはアリアであった
「ナイス判断だよ、アリア、、、ひとまずフレデリカさんに報告するとして」
「「はぁ?!待て待て待て待て?!」」
エテルの発言に2人は顔を青ざめさせる
「母さんなんかにバラされたらどうなるか、、、」
「フレデリカさん私にだけ厳しいんだから!!そろそろやばいことになる!!」
「、、、次やったらわかりますね?」
「「はい!!!」」
2人は息ピッタリだ
「それで?エレボスはなんで女子寮に?」
エテルが不思議そうに聞くと
「あぁ、、、フレンにはエモクロアで迷惑かけたからその謝罪に来たんだよ」
エレボスはそう答えた
「「あぁー」」
それに勇者三人娘が納得する
「それについては別に気にしてない、、、まぁ、謝罪は受け取っておく」
「助かる」
「ただの謝罪がここまで大事になるとはね」
エテルは呆れた様子でそう呟く
「はぁー、、、帰るか」
「あの?エレボスさん」
帰ろうとするエレボスにアリアが声を掛ける
「ん?なんですか?」
「私の父が今どこで何をしてるか知りませんか?」
「え?」
(触れてきたか、、、さてと)
エレボスは心を静かに変える
「し、知らないと思うというか、、、え?俺の知り合い?」
エレボスはすっとぼける
「2年前にエレボスさんがヤマトで戦った少年です」
「っ!あの人が?!え、、、殺しちゃ
「そう言うのいいのでどこに居るか教えてください」
「知らないが?!え?冥界に居るんじゃねぇの?」
「生きてます、、、そしてエレボスさん?知ってますよね?」
アリアはエレボスを見つめる
「いや?!知らんが?!」
エレボスはとぼける だが
「、、、エレボス?私は貴方の色々隠してることを知ってる。その上で聞きますけど、、、どこにあるんですか?」
エテルがそう聞く
(闇魔法と悪魔契約を知ってるうえハジメの娘となるとバレるよなー)
「悪いがまじで知らん、、、師匠に今度聞いてみる」
エレボスはそう返した
「、、、そうですか」
エテルは追求をやめた
「疑ってごめんなさい」
「いや、俺怪しさの塊だから、、、それじゃ」
そしてエレボスは今度こそ去るのであった
「、、、本当にエレボスさんは知らないのかな?」
アリアがそう呟く
「確実に知ってますよ、エレボスは」
それにエテルはそう呟いた
「確実なのか?」
「ええ、、、そして最悪の状況かもですね」
(あまりにも筋道が出来すぎてる、、、ジャンヌに頼んでみるか)
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