情報整理:アリア・フレン・???編
「よし、入学式用のパンフレットは読み終えた」
アリアはそう言ってパンフレットを閉じた
「お疲れ様、、、こっちも読み終わった」
そう言ってフレンは精霊の歴史という本を閉じた
「何かわかった?」
アリアがそう聞くと
「何もわからない、、、つまりサタの言葉が正しかったってことになる」
フレンはそう答えた
「、、、どうするの?」
「母さんが魔国と繋がってることは元々わかってたんだ、、、その理由がなんとなくわかったし、、、でも、元々なんで繋がってたんだ?」
「うーん、、、フレンちゃんを守るために繋がったとか?」
アリアがそう推論を話す
「いやぁ、、、サタに聞いてもそこの部分を教えてくれなかったのがなぁ」
しかしフレンは納得が出来なさそうだ
「、、、というかあの時のサタさん戻って来た時顔青かったし、、、話しちゃまずかったんだろうね」
「だろうな、、、まぁ、それほどマモのことが大切だったんだろうな」
「先生には悪いことしたなぁー」
アリアの言葉にマモがそう返答した
「、、、いや!どっから入って来た?!」
そしてフレンがいつの間にか自分たちの部屋に入って来たマモにツッコむ
「私の前、、、というか大罪司教の前には錠前は意味無い!」
「大罪の癖に地味!」
「それで?なんの用だ?」
フレンがそう聞くと
「この学園でいくつか仕事、、、ソロモンとか言う悪魔信仰の非公認ギルドの調査とかね」
マモはそう答えた
「そっか!だったら偶には会えるね!」
アリアが嬉しそうにそう言う
「勇者が大罪司教に懐かないの、、、はぁ、弟だけでいいわよ。それじゃー、行くから」
そう言ってマモは出て行った
「じゃーねー!」
「、、、自由な人だな。さて、、、私風呂入って来る」
「わかったー」
「セラフかぁー」
アリアは外を見ながらつぶやく
(アヤカさんとお父さん、、、それにお母さん。ビリアンさん、、、私はどうすればいいんだろう)
「ひとまずエレボスさんが私に何かしに来てるから気を付けないと」
「2人とも元気そうね」
2人の寮の部屋を出たマモはそう呟きながら仮面をつける
「ソロモンの調査、エレボスの動向の監視、フレンとエテルの観察、、、やっとまともな仕事が回って来たんだ頑張らないと」
マモはそう気合いを入れる
(後は、、、ジャンヌ・フローレンスの暗殺か)
そして1番の仕事を頭に思い浮かべる
「アレに慈悲は要らないな、、、アリア達を利用してるあんな奴」
大罪司教の死神の鎌がジャンヌの首を狙っていた
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