ドクズとクズ
「にしても、、、奴隷販売のルートを潰してるって言うまさにセラフの予言の子って感じの行動をしてるくせにその目的は奴隷売買の独占が目的って、、、本当にクズだな」
カエデがそう呟くと
「あら、いきなりほめてくれるなんて明日は雪かしら?」
エクレアは笑顔でそう返した
「そりゃー、いいな、雪桜なんて風情な物だな」
そしてカエデもそう返した
「でも、そろそろフレデリカさんとかにバレるんじゃないか?」
「そこはしっかりと何層にもお金の流れにクッションを入れてるから大丈夫よ。そもそもそこで稼いだお金はそこで回してもらってるから。私が奴隷売買に手を出したのは子供の洗脳目的だから。コストは掛かるけど私の命令で何でもするお人形、、、最高でしょ」
「、、、悪趣味だな」
カエデがそう言うと
「カエデが言えることじゃないでしょ、、、私だって当時10歳の幼馴染に暇つぶしと好奇心で手を出すなんてマネしないわよ?」
エクレアはお返しと言わんばかりにそう言う
「あれアヤメが可愛すぎたのが悪い」
「かわいい子供が居たら食べるのは仕方がないですよね!」
「ええ!!」
カエデとアリエラは固い握手をした
「、、、会長?この侍大丈夫ですか?」
レンジュは呆れた様子でエクレアに聞く
「ま、まぁ、、、子供に手を出してないから」
「流石に商品に手を出しはしないわ?!そもそも私アヤメに欲情しただけで子供に欲情はし、、、なくは無いけどそこまで見境なくなくないぞ!」
「大丈夫かな、、、」
「あっ!そういえばエレボスにソロモンの捜索頼んだけどうするんだ?委員会で捕らえちゃうのか、、、商会で奴隷化するのか?どっちなんだ?」
ふとカエデがエクレアにそう聞く
「奴隷化する。アリスさんに話したらソロモンは上層部も把握してないみたいでな、、、恐らくただのカルトだろうけど一応調べて欲しいって言われてるからこっちで調べる。委員会には呼んだ悪魔に殺されたってことにしましょ」
「了解、、、エレボスに頼んだの失敗だったか?」
「大丈夫でしょ、、、最悪エレボスをこっちに引きずり込むきっかけになるかもだし」
エクレアはあくどい笑みを浮かべてそう言う
「エレボス女性恐怖症みたいだからな、、、エテルほどひどくはないみたいだけど下手すると危ないぞ」
カエデがそう言うと
「エテルちゃんが発狂してるところは面白か
ザシュ
「エクレア?言っていいことと悪いことがあるからな?」
「ご、ごめん」
エクレアはカエデに斬り落とされた右腕をくっつけながら謝る
「なんでそんなにエテルのこと嫌ってるんだ?」
カエデが不思議そうにそう聞くと
「え?別に嫌って無いけど」
エクレアはあっけらかんと返した
「嫌って無くてそれでるってどういう精神してるの?」
「メスガキってわからせたくない?」
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