エレボスvsフレデリカ  3

ドカン!!!

「、、、やっとだ」

(やっと)

エレボスは歓喜に震えていた

「やっと母さんの本気が見られる」

自分の最大の壁であったフレデリカの本気が見れるからだ

「霊解と神聖解放、、、両方使うことになるなんてね」

土煙が晴れればそこのは聖火を纏うフレデリカの姿があった

「魔力量2億3000万、、、化け物かよ」

{私と契約してるあなたも十分化け物よ、、、しかも転生者っていう超厄ネタ持ち}

「今度はこっちから行くわよ」

ビュン!

「っ!早!」

エレボスは鍛えたとはいえ光の速度で迫られては対処が

ガキン

「へぇー」

「ベルに頼ってばかりじゃもうないんだよ!」

エレボスはフレデリカの攻撃を受け止めれるようになっていた

「じゃー、これも防げるわよね!サウザンド・レイ!」

無数の光線がエレボスに襲い掛かる

ビュン!!

「それは無理だわ」

(やっぱ強いな)

「でも!おら!」

エレボスは漆黒の大蛇を数匹作り出しフレデリカに襲い掛からせた

「ん?」

スパン スパン スパン

フレデリカはそれをあっさり切り裂く

「なにこれ?」

フレデリカはあまりにあっさりとした攻撃に首を傾げる

だが

「行け」

「っ!」

切り裂いたはずの黒蛇が分解され闇となりそのままフレデリカに絡みついたので

「っ?!」

(これ、、、私の魔力を吸ってる!)

「ウェスタ!」

フレデリカは自身を聖火で包む闇を消し去る

「そこだぁ!」

エレボスはその隙にフレデリカに斬りかかった

「っ!」

ドカン!!!

フレデリカはそれを受け止めたが

「うぉー!!!!」

エレボスは真正面から一切の小細工無しに押し切るという手段に出た

そしてそれは

ザシュ

「っ!!!」

フレデリカに一太刀浴びせることとなった

「しゃぁー!!!」

エレボスは雄たけびを上げた

「、、、嘘でしょ」

フレデリカは驚愕していた

(私がエレボスに斬られた?そんな、、、)

「しかも傷は治せない、、、明確なダメージを負わされた?」

{フレデリカ、、、お前の息子強いぞ}

動揺する増えデリカに相棒のボルサリーノがそう言う

「、、、そうみたいね。まさかエテルとエクレア以外に敵となる子供がいるなんてね」

そう言ってフレデリカは剣を構える

「はぁ!」

ビュン!

ガキン

「っ!真正面からやる気か!」

「ええ!」

ガキン ガキン ガキン

エレボスとフレデリカは激しすぎる剣のぶつかり合いを行う

「、、、」

(ベルの自動回避でどうにかなってるけど、、、これやばいぞ?!)

今度はエレボスの額に汗が浮かんだ

「インドラ!」

「堕闇一閃!」

ガキン!!

「っ!!」

そして

「神罰の火」

「っ?!!」

フレデリカは聞き覚えのある詠唱を始めた

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