エレボスvsフレデリカ 2
「、、、」
(今の一撃、エテルに前にやられてなかったら斬られてたわね)
エレボスの百花を軽々防いだフレデリカであったが内心は大焦りだった
(百花の前に未完ってあったしエテルに比べたら練度が低かったからまだまだ習得はできてないでしょうけど、、、これ誰か私並みの強さを持つ師匠いるわね。ベルフェゴール?いや違うな)
「アリスか怠惰の司教だな」
フレデリカはエレボスの師匠に当たりを付けた
「、、、百花でダメなら、月詠流・最終奥義・未完海斗!」
エレボスはフレデリカに鮮明たる一閃を繰り出した
「、、、」
ガキン
「あなたの技全部エテルが私に使ってきた技なのよね」
「はぁ?!いや、、、そうか、エテルの父親に叩き込まれた技をエテルが使えないのもおかしな話か」
「っ!」
「さて、、、自分の技でとなると、アレだな」
エレボスは構える
「失楽園・無限の剣製、王の財宝」
そしてそう呟いた瞬間
バリバリバリ
エレボスの周囲からまず無限の剣が生えてきた
「っ?!これは師匠の?!」
それはフレデリカの師匠であるフレイヤの技であった
(これ一つ一つが爆発する技だから相当まずいわね、、、それにあの魔法陣は)
剣が生えたのは無限の剣製によるもの まだ王の財宝の能力は使われていない そしてその効果は
「行け!!」
ビュン ビュン ビュン
無数の魔法陣から無数の武器を射出する技である
「師匠ですら疲れるって理由で使うことがほとんどない技を、、、ベルフェゴールの力を借りてるのか。まぁ、無限の剣製は領域魔法。だったら!」
フレデリカは周囲にとんでもない威力の魔力を放った
すると
バリン!!
無限の剣製が破壊され
「ないよ!」
「っ?!」
(破壊できてない?!今確かに破壊したはず、、、どうなって)
「ふふふ」
エレボスは不敵な笑みを浮かべ
ドン ドン ドン
魔法陣と自慢から剣を放ちまくり
「月詠流・花鳥風月!」
ビュン ビュン ビュン
飛び盛る剣を足場にしながら縦横無尽に動く
「っ!」
(落ち着け、、、対処はできる)
ガキン ガキン ガキン
フレデリカそれを冷静に対処していく
だが
「、、、まずいな」
フレデリカの顔は青ざめて行く
(エレボス、何が詠唱してるな)
エレボスはこの連撃でフレデリカが動けない間に詠唱をしていた
「今のエレボスの力で詠唱はヤバい」
そうフレデリカは焦っていた
(流石に本気にならざる負えないか)
そうフレデリカが諦め腹をくくると同時に
「メモリアル・バースト!!」
エレボスの必殺技がフレデリカに放たれるのであった
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