フレデリカ・マザー・ふぁか―

「、、、フレンはそのうち自己再生するよな」

今の惨劇を見ていたエレボスはそう呟いた

{フタバもそうだけどヤマトってヤバい奴が出てくるよな}

ハジメはそう呟く

「え、えっと、、、次は最後になります学園長、、、あ、その前に!どうぞ」

惨事を見なかったことにしてエテルは次の人物を呼んだ

「、、、あ」

そしてエレボスは壇上の人物を見て顔が固まる

「皆さん。ご入学おめでとうございます」

「「うぉー!!!」」

「母さん人気だなぁー」

フレデリカが壇上に上がれば大歓声が上がる

{エレボスのお母さん、普通に英雄だからな。子供に優しいかったりと聖人エピもあるし、、、息子の活躍もあるからな}

「なるほどな」

「ふふ、、、息子が入学するからちょっと来てみたけど来年からも来ようかしらね。さて!ここに居るみんなは世界でも上位の力を秘めた存在です。しかしその力だけに胡坐をかいてはいけません。さっきのエクレアちゃんとカエデちゃんの様に互いを高め合えるライバルを見つけることをお勧めしますよ」

フレデリカは壇上でそう話す

「「ライバルか」」

そしてそれを聞いていた

(私のライバルはフレンちゃんとマモちゃんかな?)

アリアはそう考え

(俺のライバルはアリアとマモだな)

フレンはそう考え

(私のライバルは、、、誰も居ないな)

エテルはそう考え

(私のライバルはフレンちゃんになるんだろうなぁー)

ジャンヌはそう考え

(私のライバルか、、、カエデだな)

エクレアはそう考え

(私のライバル、、、今まではアヤメだったんだけど今はこの商人様か)

カエデはそう考え

(ラ、ライバル?)

マカロンは困惑していた

「さて、、、」

そんな生徒の様子を見ながら

「ところでせっかく来たんだし誰か私と模擬戦しない?」

フレデリカが、、、最強の存在であるフレデリカがそう言い放った

「「は?」」

その言葉に全員が絶句した

「「マジ?!」」

後ろからエクレアとカエデも戻って来た

「貴方達はダメよ?新入生だけ、、、アリアちゃんとかフレンちゃんどう?」

「私入学前に大怪我したくないです。主に精神面で」

「右に同じく」

2人は拒絶した

「誰か?居ないの?」

そうフレデリカは誰かオリエンテーションのアシスタントを探そうとしている

「、、、あの!」

そんな中1人の少女が手を挙げた

「あら?貴方が戦ってくれるの?」

「いえ!そうではなくご提案なのですがここは息子さんと数年ぶりに再開したことですし親交を深めるために手合わせをしたらどうでしょうか!」

「おい?!メルトぉ?!!」

(あのクソ狼?!女装させたこと恨んでるのか?!)

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