エレボスとアリア

「その、さっきは驚かせてごめん。勇者の仲間って聞いてたからその強さ気になっちゃって」

エレボスはアリアにそう言って謝罪した

「いえ気にしてませ、、、エテルちゃんにはしっかり誤ってくださいね」

「了解、、、にしても本当にワァラクとアヤメに似てるんだなぁ」

エレボスがそう呟くと

「あっ!そうだ!お父さんをその、倒したのってエレボスさんなんですよね!別に恨んでるとかじゃないんですけど、、、お父さんがそのまだまだ生きてるって情報があって」

アリアがそう話をする

「は?ワァラクが?!え、、、2年前の時はまだ弱かったから何かしら術式を使われてもわからないな」

エレボスはそう嘘をついた

「そうですか、、、そうですか」

そしてアリアは笑みを浮かべた

(過去視はハジメの幻想殺し・付与版とベルの力で使われても俺の過去は見れない。だけど過去が見れないって言うこと自体が自白してるからな、、、この笑みは勘付いたな)

エレボスはアリアが勘づいたことを察した

「そういえばエテルと旅してたならあいつの料理は美味しかっただろ?」

その上でエレボスは世間話に移行した

「あっ!うん!とっても美味しかった」

そしてアリアもそれに乗った

「フレンちゃんも優しくて強くて面白いし、、、カエデは私を導いてくれます」

「カエデが、、、あいつどこいるんだろうな」

(ハジメも知らないらしいから相当ヤバいよな)

そんなことを考えていると

「おい!切り裂き魔ー、じゃなくてエレボスさんー!」

フレンがこちらに現れた

「呼び方!本当に、、、素だとマジでクソガキだな」

エレボスがそう言うと

「お褒めに預かり光栄だね!」

フレンはキメ顔でそう言った

「はぁー、何言ってんだか、、、改めて久しぶり。元気そうだな」

「ああ!」

フレンは右手を差し出した

「っ!マジかよ」

そしてエレボスも右手を差し出した

ガシッ

「てっきり投げられるかと思ったよ」

エレボスがそう言うと

「少し考えた」

「勘弁してくれ」

そんな感じで話していると

「そういえば気になってたんですけどエテルって体質でその、、、エッチなことしない行けないけどエレボスってエテルとやったんですか?」

アリアがいきなりそんなこと聞いてきた

「ごふっ!なんちゅうこと聞いてんだよ、、、喰われかけたが未遂で済んだよ」

「そっか良かった」

「っ?!」

ギュ

突如エレボスはアリアに抱きしめられた 

「は?アリア何、、、おい待て?!」

(アリアはエテルのことをちゃん付けで呼ぶ!しかもこの感触は!)

「エテルは私の可愛いエレボスに手を出してなかったのね」

「か、母さん」

次回エレボス死す デュエルスタンバイ!

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