エレボスと試験の終わり
「な、なんで、、、」
エテルが驚愕のあまり固まっていると
「世界旅行終わったからそろそろ母さんの言うこと聞いて学園に来たんだよ」
エレボスがそう答えた
「な、なるほど」
「あ、マカロンちゃん!久しぶり!!俺のこと覚えてる?」
「あ!はい!エレボスさん、何年ぶりでしょうね」
マカロンがそう答えるとエレボスは
「あの時もらったペンダントは俺のことを救ってくれたよ。ありがとうな」
そうマカロンに言った
「良かったです!えっとそれじゃー、試験です。あの的に何かしら攻撃を。もしくは回復魔法や補助魔法も可能です」
「了解、、、自分だけでも本気でやるか」
エレボスは的を見る そして
カチャ
拳銃を構えた
「八大罪之黒光!」
ドカン!!!!!!!!!
放たれた魔法は
「う、嘘でしょ」
「こ、これは、、、」
「不味いよね?」
半壊状態だった試験会場を全壊状態にした
それどころか
「なんか中央教会の方行ってない?!」
このセラフ、、、いや世界の中心であるセラフ教中央教会に向かっていった
(あんなの飛んでったら重鎮が何人も死んじゃう!)
そうジャンヌが焦っていると
「あ、大丈夫よ。あそこには今」
エレボスがそう呟き終わると同時に
ドカン!!!
突如現れた結界にエレボスの魔法砲は防がれた
「流石母さん。まあまあやばい技なんだけどあんなあっさり防ぐなんてな」
「フレデリカ叔母様、、、すごい」
フレデリカの姪であるマカロンはそう感嘆の声を漏らす
「あ、試験者俺で最後だから。でなくちゃ流石にそんなことやらない」
「あ、そうなんだ、、、それじゃー、私達も行こうか」
「最後の仕事誰がやる?」
「わ、私は無理ですから2人でやって」
「最後の仕事?あ!昔母さんが言ってたな、、、学生にそこまでやらせるのかよ」
エレボスは呆れながら3人と一緒に試験会場を後にするのであった
ザワザワ
4人がたどり着いたのは大きな広場であった 周囲は階段に囲まれてあり真ん中に広場がある感じだ
「全受験者がここにいるのか、、、そしてその内の9割が今から落とされるのか」
そうエレボスが呟くと同時に
「皆さんお疲れ様でした!」
エテルが大声で全員に声を掛ける
「今から合格者を発表します!」
「「っ!」」
空気が変わった
「ジャンヌ、マカロン、行くよ」
「「うん」」
そしてエテル達3人は
「「アンサー・ザ・ウィンド!」」
大規模な風魔法を放った
「「うわぁ!!」」
魔法により多くの受験生が吹き飛ばされた
「お、おい、これ怪我人出るだろ」
隣で見ていたエレボスがドン引きしている間に魔法は終わりそこには
「今広場に残っている人達が合格者です!」
1割の受験先だけが残っていた
(なるほど、、、階段まだ飛ばされた奴は不合格者で、合格者は飛ばされないように風が避けられらように放ったと。とんでもない技術だな)
エレボスはそう関心するのであった
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