集結
「え?えぇ?」
エテルはあまりの出来事に驚愕していた
「、、、戻ってくるとは言ってたけど」
ジャンヌもそう呟く
「えっと、、、それじゃー、後ろに居る人も知り合いですか?」
そしてマカロンがそう言ってアリアの後ろに居た子を指す
「「え?あぁ!」」
それは
「「フレン!!」」
フレン・スサノオであった
「元気か?お前ら」
そしてフレンは1年半前と違って令嬢らしいしゃべり方ではなく時折出ていた素の口調であった
「、、、なんかフレン変わりました?」
「うん、、、口調もそうだけど髪形や服装も男っぽくなってる」
エテルとジャンヌがそう言うと
「1年半旅をして自分のことを知れたから取り繕うのやめたんだよ。2人には迷惑掛けて悪かったな、、、あ、これ俺の力な」
フレンはそう言って
「メイド・オブ・トルネード!」
ドカン!!!!!!
「「、、、は?」」
試験会場を半壊させた
「欠陥工事かよ、、、それじゃ、2人ともまた後でな」
「じゃあねー」
そして3人が唖然としている間にアリアとフレンは去って行った
「「え、、えぇ」」
3人が唖然としながら3人を見送る すると
「、、、次良いか?」
次の入試者が声を掛けてきた
「あ、すいませんどうぞ」
「カルト・アリスベルです」
続いて現れたのは白髪黒目の少年であった
「、、、終わりです」
「「え?」」
少年は何もしていなかった
「えっと?何をしたんですか?」
エテルがそう聞くと
「的を斬りました」
カルトはそう答えた
「え?、、、っ!本当だ、、、切れてる」
「切れてるな」
そしてエテルとジャンヌが目を凝らして的を見てそう言った
「え?どこが?」
マカロンには認識で来ていないようだ
「それじゃー、入学後に~」
少年は気楽そうにそう言って会場を後にした
「、、、あの子とんでもないな」
「だね、、、次に人!」
「はい!」
続いて出てきたのは
「、、、ジャンヌ?」
ジャンヌ?であった
「えっと、、、私はメルト・サフロンです」
「あ、はい、ではどうぞ」
(この子、狼の獣人ではあるけど同時にジャンヌちゃんと同じ九尾の狐でもある、、、何?)
エテルがそういぶかしんでいると
「それじゃー、行きます」
少女は
「神を毒せし我の罪をここに!シスター・レイ!」
ドカン!!!
神聖術式を放った
「神聖術式、、、レベルは低いけど威力は高いな。まぁ合格は確実ですね」
「ありがとうございました」
少女は去って行った
「、、、怪しすぎない」
「だよね?」
「第三者の私から見ても」
今の少女メルトに3人は強い疑念を持った
「えっと?いいですか?」
そして最大の問題が3人を襲う
「あ、すいませんどう、、って?!!!ちょっと待ってぇ?!」
「よっ!3人とも」
「エレボスさん?!」
「ここセラフだぞ?!」
エレボス・エルピスが現れたのである
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