終章 勇者離散
「さて、、、もう起こってしまったことは仕方がない。ちょっと私がフレデリカ姉とソフィア姉に締められるだけだからな、、、はは」
ひとまず状況を理解したボルディアはそう言う
「さて、、、おまえらだけどセラフの学園で学べ。フレデリカ姉から聞いたがエテルはその背の高さで13歳なんだろう?学園には中等部があるからそこで学んでその後高等部に行けばいい。中等部で常識を、、、高等部で戦いを学んで勇者の仲間として頑張ってくれ」
そしてそう言った
「「はい」」
それにエテルとジャンヌは素直に首を縦に振った
「、、、そのこっちの問題に巻き込んで悪いな」
そんな2人にボルディアは申し訳なさそうにそう言った
だが
「何を言ってるのですか!勇者の覚醒など名誉なことこのお二人も喜んでいますよ!」
アデルがそう少し興奮した様子でそう言う
「、、、まー、セラフで知りたいことがあるのでお気を止まなくて結構ですよ」
「はい」
そんなアデルを冷めた目で見ながらエテルとジャンヌはそう返すのであった
「ええ!私も全力で手伝いますよ!」
そんな言葉を勘違いしたアデルはエテルと熱い握手を交わそうとする
そしてその瞬間
ドン
「がぁ!」
突如アデルの腕に閃光が当たった
「「っ!」」
「全員伏せろ!狙撃だ!」
ボルディアのその言葉で
バッ!
撃たれたアデルも含めて全員その場に伏せた
ドン ドン ドン
「がはぁ!」
しかし閃光の狙撃は何枚もの壁を貫いてアデルに襲いかかった
「っ!」
「クソが!」
チャキン
そしてアデルを守るようにボルディアが剣を抜き立つ
「、、、止んだか」
そして狙撃は止むのであった
アーデン魔国首都アリスガーデンにある王城の一室
「よし」
窓からライフル銃を撃っていたハジメは
「僕のかわいい愛娘にお前の汚い手で触らせるか」
そう吐き捨てた
「親馬鹿だー」
「親馬鹿だなー」
それをハジメと白髪白眼の少年がにやにやしながらそう言った
「お前にでけは言われたくないな」
ハジメはそう言ってライフル銃を影に仕舞った
さてさて勇者は集結した
そして別れた それがここまでの物語
本当にそうだろうか
それが分かるのは次の物語の章である
その舞台は学園 健やかに子供が学ぶ場所で
神と悪魔と天使、、、そして商人がぶつかり合う
だがまずは一度小話に付き合っていただこう
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