消える3人
「アリア!フレン!」
エテルが2人が寝ていた部屋に入れば2人はおらず聖騎士が数人焦った様子でいるだけだ
そして
「あ、エテルか」
その中心には聖騎士団長のボルディアが居た
「ボルディア様!3人が消えたって本当ですか?!」
エテルがそう聞けば
「、、、その様子を見るにお前は知らないのか」
ボルディアは苦虫をかみつぶした顔でそう言う
「この手紙の内容に心当たりは?」
そして1枚の紙をエテルに見せた そこには
{私とフレンちゃんの原点を探しに行きます。それさえわかったらセラフにいくので許してください}
と書いてあった
「、、、え?」
エテルは絶句した
(ど、どういうこと?!)
エテルの困惑が深まっていると
「エテルちゃん!」
ジャンが焦った様子で部屋にはいって来た
「これ!カエデの寝てた部屋に」
そしてエテルに紙を見せて来た そこには
{神の子に会うために悪魔に会って来る}
と書いてあった
「は?」
カエデは意味が分からなかった
「え?えぇ?アリア達とカエデは繋がってるの?」
そしてどうにかそう呟く
「いや、、、どうなんだろね?」
それにジャンヌも首を傾げる
「えっと、、、お前ら2人は着いて来てもらうぞ」
最後にボルディアは困惑しながらそう言うのであった
「それで?3人はどうやって逃げやがたんだ?」
ひとまずの状況を確認した聖騎士達は孤児院の一室でエテルとジャンヌと共に状況を確認する
「まずアリア達だ。どうやって逃げやがった?」
ボルディアがそう言うと
「時間停止ですね」
エテルがそう言う だが
「それは考えづらいですね」
隊長のアデルがそう言う
「なんでですか?」
ジャンヌがそう聞くと
「俺の固有魔法:特効っていうのがあってな、簡単に言うと木は炎で燃えて消えるって感じで相性が悪いだろ?そんな相性有利を全てに適応できるって言うのが俺の魔法だ」
ボルディアはそう答え
「直属部隊のペトラが時間停止で逃げられたって聞いたからそれに特攻を使ったうえで監視していた。なのにもかかわらず逃げられてるんだ、、、謎だ」
それを付け加えた
「「なるほど」」
「その特攻をアリアが上回った可能性は?」
エテルがそう聞けば
「絶対とは言わないが無理だな。固有魔法が進化したとかそう言うレベルでやっとって話だ」
ボルディアはそう返した
「こ、固有魔法の進化って、、、そんなことあるの?」
ジャンヌはそう困惑する
「ごくまれにあるらしい。そしてカエデだ、、、あのガキどうやって逃げやがった。正直逃げてもおかしくはないと思ってたからかなりの監視策を打ったんだが、、、一瞬のスキを突かれて逃げられたみたいだ。1分で消えるって、、、クソ侍の娘が」
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