袋叩き

「んぅ?」

次にアリアが目覚め寝ていたその場所は

「墓の前だね」

院長の墓の前であった

(今度は戻ってこれたみたいだね)

そうアリアが考えていると

「あ、起きたんだ」

後ろから声が掛かった

「、、、君は?」

振り向くとそこには

「ゾンビ?」

全身ボロボロで顔が常人の2倍以上に張れた人間が居た

「ゾンビじゃないよ」

ゾンビの後ろに居たエルフの少女が笑みを浮かべてそう言う

「え?それじゃー、それなに?」

アリアが困惑していると

「カエデが私達にも言わずにアリアの精神を霊界に飛ばしたから3人で袋叩きにした結果」

フレンはそう答えた

「すっきりしました」

「暴力事件が無くならない理由が分かりましたね」

フレンの後ろでエテルとジャンヌがそう呟く

「な、なるほどね」

(怖、、、はは)

「えっと、、、はい」

アリアはカエデの傷を治すのであった





「痛てぇ、、、ここまでやらなくてもいいでしょ」

アリアの回復を受けたカエデはそうぼやく

「いきなり目の前であんなことされたうえ、{ちょっとあの世に送って来た}なんて言われたらねぇ」

それにフレンが苦言をていする

「殺されていないだけましでしょう」

「ですね」

それにエテルとジャンヌも追随してそう言う

「悪魔か、、、1人は悪魔だったか」

それにカエデはそう呟いた

「私は悪魔様ではないですよ!そんな恐れ多い事言わないでください!」

それにエテルが焦った様子でそう返す

「なんだっけ?アスタロトだったよな。悪魔界行ってその悪魔倒しちゃえば?そしたら悪魔人デモンノイドってう悪魔の一種になれるらしいから」

それにカエデがそう言う

「え?」

エテルは驚きで固まる

「エクレアがレラジェ、、、ここの院長が契約していた悪魔倒して悪魔人になったらしいから」

「え?!そうなの?!」

「ああ。エクレア本人から聞いた。ってか言ってなかったか?院長さんと戦った時に最後力は消えた理由がそれだって」

驚くアリアにアリアはそう言う

「、、、アスタロト様を倒すなんて無理ですよ。悪魔様は悪魔界では現実世界よりも2爵位強くなります。アスタロト様は公爵ですがその力は王と同格です。王の2爵位上となると大罪司教以上です。勝つどころか勝負にすらなりませんよ」

そしてエテルはそう言うのであった

{、、、ハジメだったら私どころかベルフェゴール様相手でも勝てるわね}

「え?!」

そしてアスタロトの言葉にエテルは驚愕するのであった

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