アリアの出生の秘密

「まー、もう知ってるでしょうけど私は魔教司教だった。それで1500年前のカタリナ様がセラフに捕えられた時に一緒に動いていた私も貴方を宿した状態で捕まってしまってね。ただまだ妊娠初期だったしあの子との関係はバレてなかったからそのまま囚われてたのよ。そしてカタリナはベルフェ様とレヴィさんが助け出しに来たのよね。そして私の方にはフェルト様とロンド君が主に来てくれたんだけど間に合ったのはロンド君とあの子だけでね。それでも私はもう致命傷でね、、、しかも魂そのものをあの子の力でも治せないほど弄られてね。もう助からなかった、、、そしてアリアその時は私の胎で虫の息だっだ、、、でもロンド君が自身の契約していた悪魔の権能でアリアの魂を宝石に閉じ込めてそれをあの子の魔法で極限まで魂の劣化を遅くしていた、、、そしてロンド君は殿を、あの子は私とアリアを抱えて2人は別れた。その後ロンド君はフェルトさんと合流して目撃者を全員殺して逃げた。そして今は貴方と同じ名前を持つ女王を守護している」

アヤカがそう話せば

「ロンドさん、、、私とそんな関係が」

アリアは驚愕した

「それで、、、それが1500年前ですよね?私は16歳。なんで?」

そして最大の疑問を問う

「、、、あの子はセラフから逃げて今でいうエーテル王国の南のとある森の奥にある小屋。私達が暮らしていた家に戻ったのよ。そしてあの子は家の内と外の時間の流れを10:1にしたんだよ。つまり1日家の中で時間が進めば世界は10日経つ。そこであの子はアリアの精神と肉体をもう一度融合する方法を1400年間探したんだよ。400年の外での探求と1000年の中での研究を行った。そして100年前に憤怒の大罪司教によって融合のチャンスが与えられた。対価として魔教司教として働くという契約で。あの子はそれを受け入れて100年間信用を得るために働き、、、16年前にあなたをサタナエル孤児院に預けた。ちなみにサタナエル孤児院の創設者は憤怒の大罪司教とアリアのお父さんよ」

「えぇ?!」

アリアは驚愕する

(お、お父さん、、、何してるの?!)

「わざわざそんなことをした理由は分かるでしょ?あの院長さんの固有魔法よ」

「っ!!そういうことなの?!」

「ええ。結局結果は変わらなかったけど。以上があなたの出生の秘密よ」

こうしてアリアの出生の秘密は語られた

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