穏やかな時間
「アリアちゃん、、、愛されてるんだね」
フレンはそう呟く
「「だねー」」
それに残りの3人も同意する
4人の目線の先には
「「お姉ちゃん!」」
「わ、わぁー」
子供達にもみくちゃにされるアリアが居た
「よっと」
「「うわぁ!」」
しかし次の瞬間アリアは4人の後ろに現れた
「流石に命の危機を感じたー」
「悪くない死に方だな」
「確かに」
そんな感じでアリアとカエデが話していると
「お姉さんのことみんな大好きなんだな」
「ですね」
十数人の助祭が現れた
「、、、ビリアン様ここにどんだけ人員裂いたの」
その数にアリアは思わずそう呟く
「ビリアン様の方針は絶対的な安心らしくてね、、、過剰ぐらいがちょうどいいってこんなに人員を裂いたんですよ」
「ビリアンさんらしいな、、、付き合い短い私が言うのもなんか変だな」
「はは」
そんな感じで話していると
「あの、、、院長のお墓ってどこにあるんですか?」
アリアがそう切り出した
「ああ、、、孤児院の中にある」
そして助祭の1人がそう言ってアリアを案内しようとする
「はい」
アリアは助祭について行く
「、、、アリア」
そんなアリアにカエデが声を掛ける
「ん?」
「私達は5分後にそっちに行く。それまでは親子水入らずで話せ」
そしてそう言った
「っ!!ありがと、、、お母さんに一番自慢できるのはみんなだよ」
その言葉にアリアは笑みを浮かべた
そしてアリアは孤児院に入って行くのであった
「あの」
エテルが声を上げる
「ん?どうしたの?」
ジャンヌがそれに反応する
「アリアのお母さんって確か魔教司教でしたよね?」
エテルは周囲の人に聞こえないようにそう言う
「ん?ああ。ビリアン様がごまかしてくれたおかげでそれはなくなったな、、、それがどうした?」
カエデがそう聞くと
「いや、、、悪魔教団及びアーデン魔国は子供に対しては異常なほどやさしいです。なのに子供に手を出すなんて、、、魔教司教の風上にも置けないなと」
エテルはそう嫌悪感を滲み出して言った
「なるほどな、、、というかヤマトも子供は大事にする風習なんだよな。魔国との繋がりを感じるな」
そう考えていると
「セラフも子供には優しいですよ?でも、、、それ以上なのか」
フレンがそう呟いた
「「そうなの?」」
エテルとジャンンがそう聞くと
「ええ。セラフ神聖国建国者のフェニイン様の方針で識字率高めたからね」
フレンがそう答えた
「、、、フェニインって」
そしてその言葉にカエデは少し考えこむ
{ }
{ }
「鳳凰と院でフェニインか」
そしてそう呟いた
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