★帰宅★
「さて、、、エテル、ジャンヌ。準備は良いか?」
カエデがそう聞くと
「ええ。完璧な場所に打ち込めます」
「まかせてください」
エテルとジャンヌはそう言った
「万が一ミスったら私が訂正するから安心して」
そしてフレンがそう言葉を加える
「あのさ、、、」
そんな4人にアリアが声を掛ける
「「ん?」」
「これやる必要ある?」
そうアリアが聞くと
「「ある!」」
4人は力強く頷いた
「そ、そっか」
その力強さにアリアは気圧された
「よし、、、3からカウントダウンするから0で行け」
「「了解」」
そうして5人に緊張が走る
「、、、3,2,1,0!」
「「はぁ!!」」
0の声と共にアリアはエテルの暴風とジャンヌの9色の炎に撃ち抜かれた
しかし本来発生するはずの爆音がそこには存在しない
そして
ビュン!!
凄まじい速度でアリアはとある場所まで炎風に纏わられながら吹きとばされる
そのままアリアは地面に落ちる そしてその瞬間
ドカン!!
纏われていた炎風が払われなんともかっこいい着地を決めた
(完璧、、、だね)
その着地にアリアが満足していると
「「アリア!!」」
「「お姉ちゃん!!」」
「ねぇね!!」
子供の歓声が響いた
「みんなただいま!!」
子供達の正体はアリアの妹弟だった
「エテルの風魔法とジャンヌの炎でまずアリアを子供達の場所に飛ばす。ただ普通そんなことをやったら大怪我する。だけどアリアの魔法で肉体の時間を止めればそこは解決する。そしてとんで行ったら飛ばした時に纏わせた風と7色の炎が着地と同時に花開いて良い感じに着地できる、、、素晴らしいサプライズになるな」
カエデはアリアが着地したのを見てそう呟く
「「カエデって私達の中で一番ヤバいのでは?」」
そして3人は真理に辿り着いた
(まー、実際ジャンヌが一番ヤバいんですけどね)
(まー、実際フレンちゃんがヤバいんですけどね)
ただエテルとフレンはそんなことを考えていた
そしてフレンは
(あれ私もやってみたい)
そんなことを考えているのであった
「私程度でそんな反応してたらエクレアに会った時に寿命が縮むぞ」
そんな3人にカエデはそう言うのであった そして
「行くぞ!」
カエデはアリアの方を目指すのであった
(エテルって超自己中心な奉仕性っていうクソみたいな精神性だって聞いたけど、、、あんまりその雰囲気ないわね)
走りながら毛ではそんなことを考える
(いや、、、エテルの無意識の精神支配は時折出てたけどそれは全部私が処理した。ジャンヌも本当に軽度の支配しか受けてなかったからすぐに斬れた。なんか想定してたよりも穏やかだな)
「ハジメの記憶を思い出した後はそれもなくなったし。心配して損したな」
カエデの考えは正解であった 旅での成長でエテルの精神性は鍛えられていった だが、、、それは表の人間にはよかったかもしれないが裏の、、、悪魔陣営全てを苦しめる猛毒となることをまだ誰も知らなかった
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