ボルシチ
「流石はクソ侍の娘ね」
ボルディアは苛立ちながらも同時に面白そうにそう言う
「エルピス家3姉妹の中で1番の馬鹿で一番の優等生、、、優等生なのか?」
カエデはそう首を傾げる
「フレデリカ姉よりは少なくともマシだろ、、、メーテリアはその気になるとマジで性格悪いし」
それにボルディアはそう返す
「あー、エクレアのあの性格の終わり様はそこから来たのか」
「え?あの子良い子じゃねぇか」
「、、、」
「、、、なるほど」
カエデの沈黙ですべてを理解した
「、、、教会内に33人。周囲に74人か」
そして雑談の間にカエデは周囲に居る聖騎士などの敵の数を把握した
「そこまでバレるとはな!」
そのことにボルディアはそう言う
(カグラは+5歳の時に気が付けてたな、、、同じ年でも行けたのかはわからないが下手するとこれはカグラ以上か?)
そうボルディアはカエデを警戒する
だが本当にやばいのは
「周囲は75人です」
エテルであった
「え?」
「っ!」
その言葉にカエデとボルディアは驚愕する
「しかも、、、副隊長程度ならカエデも気が付ける。となると、、、隊長か副団長。でも団長が出てるなら副団長はセラフに待機してるはず。だったら隊長でしょうね」
「、、、とんでもない子がいるな」
「流石初代ヤマト皇帝の娘だな」
ボルディアとカエデはエテルのヤバさにそう呟く
「アデル、出てきていい」
そしてボルディアがそう言うと
「まさかバレるとは、、、しかも初代ヤマト皇帝の娘?どういうことですか?」
民衆の中から一人の男の聖騎士が飛び上がってそのままボルディアの前に着地した
「っ!第一部隊長のアデル」
長生きのジャンヌはその正体を理解した
「さて、、、4人ともどうする?」
カエデは4人の意思を確認する
「殺す」
「「えぇ?!」」
エテルの発言にアリアとフレンとジャンヌは驚愕する
「よし!賛成!」
「「「はぁ?!!」」」
そしてカエデの発言にエテル含めて全員驚愕した
「エテル!合わせろ!」
そしてカエデはボルディアに襲い掛かった
ガキン
「本当にカグラの娘だな!」
カエデの刀をボルディアは受け止める
「ボルシチ食べてみたかったんだよ!」
「誰が魔国の郷土料理だ!!!」
「語感が似てんだよ!!」
そうして2人の激しい戦いが始まる
ボルシチとは
ボルシチ(ウクライナ語: борщ, [ˈbɔrʃt͡ʃ] , ボールシュチュ )は、東ヨーロッパと西アジアで一般的な、酸味のあるスープ料理。テーブルビート(ビーツ)をもとにした、ウクライナに代表される東ヨーロッパの伝統的な料理で、鮮やかな深紅色をした煮込みスープである。しかしながら、同じ名前はスイバを使った緑ボルシチや、ライ麦を使った白ボルシチ、キャベツボルシチなど、テーブルビートが使われていない幅広い範囲の酸味のあるスープにも使われている。
参照・Wikipedia
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