これから(表)

「ところで5人はそれぞれどういう目的をもって旅をしてるの?」

晩餐も終盤に差し掛かり女王アリアはふとそう聞いてきた

「私はヤマトに居る親友といつまでも並び立つための武者修行と知見を得るために旅を」

それにまずカエデが答えた

「私は旅をしたいという夢を現在進行形で叶えてます」

次にフレンがそう答える

「私はちょっと故郷に居れなくなってそれで旅をしようとしていたら、、、ちょっと旅先でできた友達の言葉でセラフというものをこの目で見たくて。あと少し旅も楽しくて旅してます」

最後のエテルがそう答えるのであった

「なるほどね、、、残りの2人はどうなのかしら」

「「え?えっと」」

アリアとジャンヌは悩む

だが

「私はこの勇者の目が発現したので運命に従って」

ジャンヌは伊達に1000年以上生きているわけではなくすらすらと適当なウソでごまかした

「わ、私は、、、この目が覚醒してしまって故郷に居たら迷惑が掛かるってなって」

そしてアリアは逆に包み隠さず本心を言った

「確かに勇者の覚醒者をセラフがほっておくわけないものね、、、どうにかならないものかしらね」

女王アリアがそう言うと

「無理ですね。今の教皇は歴代でもかなりの良識者ですがだとしてもです、、、故郷の人間を人質にするぐらいは平気で命令しますよ」

ロンドがそう返した

「はー、、、セラフ側の考えは分かるけど気持ちのいい物では無いわね」

「今更でしょう、、、ところで5人はいつこの国を出るんだ?」

ロンドがそう聞くと

「この国に来た理由ってエテルちゃんを仲間にすることと私の血筋の確認だから、、、エテルちゃんはもう仲間に出来たし、私の血筋もこれ以上は調べられなさそうだし正直もう居る意味ないんだよなー」

アリアはそう答えた

「なら明日にもうここを出るか」

そしてカエデがそう言った

「あら、もう行ってしまうの?」

女王アリアは少し悲しそうにそう言うが

「私達もまだまだやることが多いので、、、まー、またどこかで会うことでしょうから」

フレンがそう返した

「そう。ところで差し支えなければ次はどこに行くのか教えてもらってもいいかしら?」

「次は私の故郷、エーテル王国のバランという街に行きます」

女王アリアの問いにアリアはそう返した






5人の旅の目的

アリア セラフから逃げるため

カエデ アヤメの隣に立つために

エテル セラフを知るため

フレン 夢を叶えてる

ジャンヌ 勇者の覚醒をしたので運命に従うため

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る