アスタロトとベルの会話
「ベルフェがバカすぎる」
ベルは吐き捨てる
「ですね、、、みんなを不幸にするっていうのはあのようなことを言うのではないのに」
それにアスタロトも追随する
「、、、エテルに真実を話すのは禁忌に当たりますよね?」
「ええ」
「、、、どうすれば。このままだと見当違いの復讐劇をしかねませんね」
「どうしましょうかね。手っ取り早くエテルちゃんが真実に気が付いてしまえればいいのだけど、、、いや、下手すると世界が割れかねないか」
「ですね、、、そうなればアリスやフレイヤが確実に動いてそれに伴ってハジメが動きます。ハジメとアリアの戦争なんて不完全な状態でも互角。完全の状態で戦争に踏み切ったら勝負になるかすら怪しいです」
アスタロトがそう言うと
「龍と刀を失ってるいる今のハジメでもアリアとほぼ互角なんだ。神と人と悪魔、、、1つ1つが大罪司教1人と同格の力をもたらす。そして本人自体も大罪司教クラス。4大罪司教の力を1人で持ってるとなると他の大罪司教全員でも厳しいでしょうね」
ベルはそう返した
「これで龍と刀が残ってたらどうなってたでしょうね」
ふとアスタロトが呟く
「、、、あの童貞以上にハジメには王の才覚が無い。それを龍と刀なら支えれたでしょうね。実際刀は王として中々に動けてたからね」
「ですね、、、親は王として素晴らしかったのに。受け継げなかったんですね」
「受け継いだのは強さと馬鹿さでしょうね」
「間違いないですね」
「ひとまずベルフェはこのままじゃ破滅でしょうね。自分も分かってるでしょうけど」
「でも、、、1人だけそれをひっくり返せる存在が居る」
「、、、エクレアちゃんね」
アスタロトの言葉にベルはそう返す
「はい」
「あの子が一番エレボスの影響を受けてるわね。同時に、、、カエデちゃん。あの子もバタフライエフェクトみたいにエレボスの影響を受けて、、、ベルフェに目を付けられて」
「そういえば鳳凰院一輝って生きてるんですかね?」
アスタロトがそう言うと
「完全に死んでる」
ベルはそう返した
「まー、ですよね、、、ベルフェがあそこまで焦るからてっきりまだ生きてるのかと思いましたけど生きている意味が無いですからね」
「ええ。ただ、、、エクレアが一輝のことを知った時ね。最悪ベルフェは暗殺されて、、、ハジメも楽しい楽しい監禁生活でしょうね」
「はは、、、エクレア・ヘルメス。いま世界で最も嵐の目となれる、、、というかなった人間。どう動くか」
「面白いわね」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます